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いたちごっこのようですが・・・

最近マスコミをにぎわす、
『大麻グミ(HHCH=合成カンナビノイド)等』の記事を読み、
「なるほどね、人は何とか法をくぐり抜けようとするのだと・・・」
「当然規制をして、法を修正していく」
「しかし、さらにその新たな法をくぐり抜けようとする」
まさに『いたちごっこ!!』

その経過で、痙攣・意識消失・嘔吐・眠気などが、
天然の大麻由来の物質(=THC)よりも強力になっているという
コメントまで見かけました。
しかし、この分野はよく分からないので、ここまでにして。

「『いたちごっこ』ってなんでイタチ?」という方が
気になったので調べてみたら、
何と、子どもたちの手遊びが由来らしいと知り、
「なるほどね!!」とこちらは妙に納得。

と同時に、自分の周囲で起きている「いたちごっこ」を考える。
実は、今年の4月からバス停に置いてあったゴミ箱を撤去しました。
今までは、そのゴミ箱のごみを僕が回収していました。
すぐに、町内会のボランティアゴミ袋が満杯になるほどの
ゴミの量でした。

しかし、ゴミ箱を置いておくからゴミを捨てるのであって、
本来は、各自が持ち帰るべきだという考えの妻の提案を試すことしました。
その提案に、僕は「逆に道路にゴミを捨てたり、バス停にゴミを捨てて
行く人が増えるので、掃除が大変になるのでは・・・」と予想。

結果は、妻の考え通り、バス停のゴミは激減。
ボランティアゴミ袋が不要になるくらいのゴミの量です。
たばこの吸い殻、時々ジュースの缶・ペットボトルとなりました。
その状況を維持する作戦として、
バス停の中を、6ヶ月に1回雑巾で綺麗に拭いたり、
こまめに箒ではくこともしました。

「うんうん、良い感じ」と思っていましたが、
暑い夏が影響したのか、
利用者が変化したのか、
夏頃からアイスのパッケージのゴミがよく落ちていました。
拾わないと、その他のゴミも捨てられるように・・・。

そして、バス停のゴミをすぐに拾うようにすると、
やはり、道路の草むらの中に捨てたりしているようで、
今日、ゴミ拾いをしていたら見つけました。
「草むらの中のゴミを取るのは、面倒だし、見つけにくい・・・」

「お、これぞ、いたちごっこ!!」と思いました。
でも、僕は、「まぁ、これは想定内」のこと。
「ゴミは徹底的に拾うのです」
そうすれば、必ずなくなるからです。
そして、拾いながら、
「看板等を設置するのはナンセンス」と思っていて、
そんなことをするくらいなら、
草を綺麗に刈った方がいいなぁ~と
思っています。

そしたら、みんなも「この道路、綺麗だなぁ」となります。
草を刈れば、排水溝周りに、落ち葉が集まることもなくなる。
そうすれば、ゲリラ豪雨のような大雨でも、
排水溝にスムーズに流れるのです。

そして、ゴミを捨ていている人が、
いよいよ、捨てるよりも、持って帰ろう・・・となるところまで
自然と環境を整えるのです。

その人を変えたいと思った時に、
自分が正義で、その人が悪で、
「おい、やめろ!!」と言わんばかりの看板設置は、
気持ちは分からないでもないですが、
その看板が、街全体をギスギスさせていると
思っている僕でした。

と同時進行で、やはり、子どもたちにゴミ拾いを勧めます。
子どもたちは、ゴミ拾いが好きな子が多いです。
主体的に、しかも小さいゴミまで見つけ出す能力は抜群です。
その子たちは、拾いながら、
「捨てない人間になろう!!」と思う気持ちが心の奥に住むと
僕は期待しています。

と、勝手な見解でした。

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