青のすみか
皆様、昨日は安否確認及び温かなお言葉を頂き、ありがとうございました。
僕の住む地域は海沿いではないので幸いなことに津波の心配はありませんでした。また土砂崩れや液状化、停電等もなかったので概ね平常通りの生活を送れています。
震源の近くで被災された皆様におかれましては、大変な状況だと思いますが、どうか安全な場所にとどまって下さい。
そして本や音楽やアートなど何でもよいので自分が好きなものを眺めて、ほんの少しでも不安感を軽減なさってください。
余震やフラッシュバック等で怖い思いをされていると思います。
生きているだけで、とりあえず大丈夫です。
揺れはいつかおさまると信じて、どうか今はほんの少しだけ辛抱して下さい。
さて、こんな時に投稿するのは適切かどうか迷いましたが、やはり伝えねばと思い、昨日メモ帳に記入した文章を投稿します。
どんなにお金があっても、どんなに素晴らしい学歴があっても、どんなに人から称賛されても、そんなものは自然の前では無意味です。
地震や洪水などの自然災害が発生した時、一番困るのは一人で避難することのできない障がいのある人、高齢者、病人、幼子、外国人などでしょう。
普段から声をかけあって、いざという時でも助け合える関係性が築けていればよいものの、果たしてすぐに動けるでしょうか?
だから僕たちは自分とは異なる他者を、特にハンディキャップを持つ人々のことを普段から意識するべきなのです。
昨日の地震の後、やむにやまれぬ気持になり散歩に出かけました。
昨日の投稿(「裏日本から、こんにちは。」)でYOASOBIの素敵な楽曲を引用したのに、僕自身は元旦からコーポレートファイナンス入門のオンデマンド講座をパソコンで学んでいたところに被災しました。
自分の浅ましさを恥じ、凝り固まった頭と身体をほぐすべく、ゆっくり歩き始めました。
他者との共生以前に、そもそも僕たちは自然と共生できているのでしょうか。逆説的ではありますが、今回のような自然災害に見舞われて初めて自分事として環境問題等を考えるきっかけとなると思います。
また段階的な脱原発の議論が進めばよいですね。
クマさんたちに教えたい。
ここは危ないよ、山の方が安全だよ、と。
まさに「クマ注意」ならぬ「ヒト注意」ですね。
今でも青が棲んでいる
今でも青は澄んでいる
どんな祈りも言葉も
近づけるのに 届かなった
まるで 静かな恋のような
頬を伝った夏のような色のなか
(中略)
「また会えるよね」って声にならない声
無限に膨張する銀河の星の粒のように
指の隙間を零れた
キタニタツヤ「青のすみか」
綺麗ごとじゃないけど 綺麗でゆるぎないもの
うわべよりも胸の奥の奥を温めるもの
理想だけはあるけど 心のどこ探しても まるで見つからないんだよ
伝えたい伝わらない その不条理が今 キツく縛りつけるんだよ
臆病な僕の この一挙手一投足を
言葉はまるで雪の結晶 君にプレゼントしたくても
夢中になればなるほどに 形は崩れ落ちて溶けていって 消えてしまうけど
でも僕が選ぶ言葉が そこに託された想いが
君の胸を震わすのを 諦められない
愛してるよりも愛が届くまで
もう少しだけ待ってて
Official髭男dism「subtiltle」
悲しみの果てに 何があるかなんて oh yeah
悲しみの果ては
素晴らしい日々を 送っていこうぜ oh baby!
Ah 悲しみの果ては
素晴らしい日々を 送っていこうぜ oh yeah
エレファントカシマシ「悲しみの果て」
どうか被災された皆様が温かい食事を食べられますように。
そして気温が低いので体調など崩されませぬようご自愛下さいませ。
何もできない僕だけど、ただただ祈るばかりです。
北陸地方にお住いの方々のことを慮ってnoteのスキ返しやコメントへの返信等をしばらく差し控えさせて頂きます。
誠に申し訳ございませんが、皆様のお気持ちだけありがたく頂きます。
Japanese people have experienced many earthquake disasters.
However, we have been revived like phoenix.
I believe we Japanese, can help each other.
With malice toward none,
With charity for all.
Inazo Nitobe
パンドラの箱の奥底にある希望を信じて。
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