見栄えをよくすること
note2年目の新たな取り組みとして前日の記事からリレー形式で投稿することと、一番最後にちょうど1年前に書いた記事を再掲しています。
最近、僕のnoteを読んでいただいている方向けに再度アナウンスでした。
昨年の記事を読み返すと、ついこの間書いたようにも思えるし、内容を全く忘れていることもあったりするので、僕自身も振り返りは、なかなか楽しい。
そしてリレー形式の投稿がどのような方向に進むのか。
また来年の楽しみです。
さて、現在僕は北海道俱知安町にある産業廃棄物処理会社に勤務している。
自社では収集運搬業も担っているのでトラックなどの大型車両が多数存在する。
先日、社内で車両整備を担当している工場長に話を聴く機会があった。
第一印象は「千と千尋の神隠し」に登場する「釜爺」のよう。
職人気質のいかつい見た目で、怖そうな人だなぁと当初思っていたけれど、話をしてみると仕事熱心なとても良い方だと感じた。
仕事をする中で心掛けていることはなんですか?
と僕が問うと
怪我しないように、事故がないように安全第一で作業すること。
そのために車両の整備や塗装をして、見栄えが良くなるのは大事なことだと思う。自分たちはゴミ屋で世間からは汚い仕事のイメージがあるけど、だからといって車が汚いとイメージは猶更悪くなるし、仕事も雑になる。
(塗装して)キレイな車両なら運転手も仕事の励みになるし丁寧な仕事をすると思うよ。
工場長の言葉から改めて会社の車両がいつもピカピカな理由がわかった。
縁の下の力持ちでも自分の仕事は誰かにとっては必要な仕事で、小さなことの積み重ねが自社、お客様、関係各者へと波及していく。
釜爺の足が多いのは、多くの人に手を差し伸べられるからだと誰かが解説していたのを読んだことがある。
誰かの幸せを願いながら、ひたむきに自分の職務を全うする姿に心打たれた。工場長との対話の時間は僕にとってかけがえのないものになった。
今日も皆様にとって良い一日になりますように。
CHEMISTRYを聴きながら散らかった部屋を片付ける。
見栄えが大事。