アンコンシャスバイアス?何それ、美味しいのって話
やはり一昨日の記事についてある方からお𠮟りを受けた。
人の容姿の良し悪しを公共の電波で論ずるべきでない。
確かにごもっとも。
でもそれって、僕の文章の解釈を歪めてませんか?
僕は美人が好きだ。
と書いたが、「不細工は嫌いだ」と書いていない。
国会答弁のような屁理屈ではないので説明しよう。
昭和世代の人々は善か悪か、白か黒か、あれかこれかと二項対立で考える傾向にある。
すなわち数学の余事象を考えるように「僕は美人が好きだ」であるならば、その逆の「僕は不細工が嫌いだ」という命題も正しいと思い込む。
一見すると正しく思うことも、自分の仮定が含まれていることに気付かないものだ。僕が何を意図していたかに関わらず、言葉を受け取った側のバックグラウンドや僕に対するイメージ等から言語外の仮定を形成する。
その結果、僕の意図とは違った解釈が生まれる、ということだろう。
はい、これがアンコンシャスバイアスですね。
昭和世代の中でも二項対立でなく、多様な意見を比較検討して吟味される方もいる。だから一概に「昭和世代=二項対立」と一般化してはいけない。
もちろん、先日の僕の記事でも「美人には皆彼氏がいるから期待しない方がいい」ということを書いたが、よく読んでほしい。
「あくまで個人の感想だから聞き流してください」とうたってる。
そういったところも読み取って頂けないと表面的な文脈だけ拾って、
「竹内は美人が好きな女たらしで、ナンパばかりしているゲスの極みなんとかだから、けしからん」
とか言われても困る。
僕の文章を読んでゲス野郎と思うのは一向に構わないが、それを口に出されると僕自身も心外だということだけお伝えしたかった。
もう一つだけ小話を。
僕は色白で髪の色が茶色い。
元々髪は染めていないけれど高校の頃、生活指導の先生に呼び出しを食らったこともある。
また初対面の人からハーフ?と言われたこともある。
いいえ、純ジャパニーズなので日本語でOk。
それはまだいいのだけれど、ある昭和世代の方から
転職活動しているのに茶髪でパーマかけているのは面接官受け良くないよ。
とアドバイスを頂いた。
もちろん、早く転職先が見つかるようにと僕のことを思って、そのようなアドバイスをして頂いたのはありがたい。
でも、もともと茶色がかった髪色だし、天然パーマもある。
そのような状況を知らずにTPOをわきまえずにチャラチャラした格好をしていると思われるのは、残念だ。
今日書いた事例からも分かるように相手のことをもっと理解しようと対話をしないで表面的な情報だけを自分の解釈で拾ってしまうと偏見が生じる。
もちろん、僕自身も思い込みだったり、アンコンシャスバイアスがあったりするから強くは主張できないものの、言葉の背景にはそういった偏りや先入観があるということを意識はしている。
今日の投稿がどのように受け止められるかはまだ分からない。
でも、それは違うんじゃないか。
竹内の問題意識はちょっと論点がずれているのではないか。
などのご意見・ご感想がありましたら忌憚なくコメント欄にご記入下さい。
議論するのではなく対話をすることで理解を深めていければと思います。
今日も皆様にとって、良い一日でありますように。
でも、僕はやっぱり美人が好きだ。