心のベアリング
昨日の記事を書いた後、日経新聞の朝刊を眺めていたら「あなたの心のベアリングは何ですか？」（2024/9/2）というテーマで投稿を募集する記事を見つけた。
奇しくも僕が昨日、言わんとしていることがその記事に書かれていた。
日本精工の市井社直は紙面で、
一見無理やむちゃに思えるお客様の要望や自らの失敗やエラーが、仕事の障害になることがあります。そんな時、自分の心の中にあるベアリングを動かすことで、再び歩き出すきっかけになります。その結果、停滞していた仕事が完遂し、新しい商品やサービスが生み出されることもあるでしょう。
と語っている。
職場の仲間のみならず、取引先ともざっくばらんに意見を交わすこと。
何事でもワイワイ、ガヤガヤと話し合う企業風土が日本精工の心のベアリングだそうだ。
やはりここでも現在では、ステークホルダー・エンゲージメントを意識した経営が求められると感じた。
摩擦や抵抗、さらには不測の事態は思いがけず発生してしまう。
一見すると自分にとっては不利に思えるそれらの現象に対して、自分の思うようにならないと周囲に愚痴をこぼすのではなく、従来のプロセスに囚われているから反発を受け容れられないのであれば、問題のフェーズや次元を変えてみて自分本位でなく、組織あるいは関係者にとって納得できる解（仮）とは何か、を新たな協働プロセスを形成していく必要があるだろう。
今日も皆様にとって良い一日になりますように。
一年前の今日は「一人前ではなく一流を目指せ」を書いていたのか。
今日書いたこともそうだけど、言うは易く行うは難し。
だから日々修行なんだな。
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