見出し画像

詩「土に芽に」

染みじみするな。
時は動き
まだ私たちは生きゆく身。

何もかも燃料にして
吸収して生きるのだ。

傍らに有る
無拓な子らに
真実と愛情を注ぐのだ。

土に芽に愛情を注ぐのだ。

その為には生きねばならん。

ろくでもない連中に命を預け
臓物を腐らせてはならん。
こころを渇かせてはならん。

私はそんな者からも吸収し
生き抜くことを選ぶ。

傍らに居る者や
小さな友だちの為にも
まだいくばくかの命を燃やしたいのです。

土に芽になる日まで。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?