スギモト ナオシ Naoshi Sugimoto

デザイナー/イラストレーター/ベーシスト/瞑想家。日々感じたことや、映画、音楽、本、長年のつきあいであるADHD、躁鬱、離人症、不安症のことなど書いています。拙い文ではありますが、どうかお付き合い下さい。 X(Twitter )@brain_drain_aw

スギモト ナオシ Naoshi Sugimoto

デザイナー/イラストレーター/ベーシスト/瞑想家。日々感じたことや、映画、音楽、本、長年のつきあいであるADHD、躁鬱、離人症、不安症のことなど書いています。拙い文ではありますが、どうかお付き合い下さい。 X(Twitter )@brain_drain_aw

最近の記事

オッペンハイマー

やっと観れた。 劇場で観たかったんだけど叶わずサブスクレンタルで。 約3時間と聞いててハードルが高かったのだけれど、 観始めるとあっという間だった。 この事実について細かな知識を持ち合わせなかった自分には、 十分に響いたしショッキングだった。 そもそも人類自体が発展途上の生き物であって、 その人類が作った原子爆弾(未知の兵器)に完璧な使用方法などある筈もない (使用目的は明確だったかもしれないが)。 しかし作ったそれは日本に壊滅的な破壊と悲しみをもたらし、 歴史的なダメー

    • 死ぬまで生きる

      ツキイチ内科(呼吸器科)へ。 喘息や肺は大丈夫。 前に採血した結果、コレステロール値やや高く、 腎臓が悪くはないがよくも無いって。 「運動して野菜摂って下さい」と月並みなこと言われたけど、 57にもなるとどこか弱ってくるよね。 皺寄せがくるっていうか。 てか精神疾患のコントロールだけで大変なんだから、他は勘弁してくれ! と言いたいところだがこんなもんで済んでよかった。 健康に気をつけて死に臨む。死ぬまで生きるぞ!(?)

      • まだ見ぬ景色を追って、とは。

        じぶんで書いたnoteのタイトルを見て思ったことだけど、 “まだ見ぬ景色” って、いつか見た景色でもあり、 理想として心や脳内で描く景色のことかもな、 って思いました。 大切な気持ちを言葉に表すって難しいですね。 伝わらなきゃ意味ないし。 以上補足でした。

        • まだ見ぬ景色を追って

          躁鬱、ADHD、不安障害、離人症 並べるとげっそりするけど 長年連れ添って来てるからしょうがない。 しかし、ここ数年でパートナーの協力と 名医に出会ったことで、急激に体調も精神面も元気。 離人感と不安と緊張が根深いが くすりも最低限に減ってきたし、 やれる事、思考の範囲も広がってきた。 回復期・・・ といっても、来た道、居た場所に戻るわけではないので、 ”開拓“してると言っても良いんじゃないかな。 今の環境が過去にあったわけでは無いので、 ある意味で成長してるよね。

          吊り橋

          台風だか気圧だかの影響で ここ数日調子がいまいち。 なんだか、ゆらゆらと大きく揺れる吊り橋を渡るかのように 足元や精神状態もちょっぴり心もとない。 でも「向こう岸は見えてるぞ」ってな具合で 時にしゃがみ込んでもヨロヨロ渡る。 慎重すぎても前に進まないのだ。 睡眠や食の改善、体調管理、不調時の対処法の勉強などが 功を奏して夏前から鬱落ちはしていない。 精神と肉体の支えになってる。 時にはしゃがんで泣いてもいい。 信じて進む。 私は一人ではない。 やるっきゃない!(土

          保護猫レンくん

          うちの猫、レンくんは保護猫で、 ぼくが里親になって3年の月日が流れた。 おとなしくて、行儀がよくて、好奇心旺盛で 運動神経がよく、頭もよい。 ベタ褒め。 遊ぶのが好きで1歳になる前からよく遊んだ。 ニットで出来たネズミのおもちゃを放ると、 走って取りに行き、ぼくの前にポトっと落とす。 投げると取りに行く、の繰り返し。 きみは犬ですか?ってなくらい。 そうこうしていたらもう3歳を過ぎて立派な体格になった。 コミニケーションの取り方はお互いの信頼度の高まりにつれ 変わって

          ツキイチ診察

          ツキイチ診察の結果は良好。 今週からさらに減薬をすることに。 「現在もほとんど飲んでないと同じくらい少量」とのことなので、 治療は着実に進んでる。くすりが減るたびに元気になっているし、 一日中起きれない→外に出れない→トイレに行けない、 程の鬱もしばらく出ていない。 劇的な変化を望まず、コツコツと生活習慣や、 食と睡眠の改善につとめてきたのが効いた。 もちろん妻や友人、主治医のおかげだが、 じぶん的にもかなりがんばった結果だから嬉しい。 ここからまた“ぼちぼち生活”を続け

          『ER:緊急救命室』

          最近は寝る前に、大好きだった海外ドラマ 『ER:緊急救命室』を観返してる。 当時あのドラマから色々学んだんだなって 改めて観てよくわかった。 舞台となっているシカゴでは 経済的な格差もあり、人種や性別も様々。 でもその多様な価値観の中でも、救い合い共生する人々の姿。 理解し合えない感情も持ちながら、 人は人を求め、人は人と助け合う。 そして誰しも命はひとつ。 そして命を失う時がくる。 人の命に分け隔ては無い。 救う命と救われる命。 誰だって同じ人間。 多種多様な命が

          戯言〜時間の旅人

          我は時間の旅人。 まだまだやりたいことがある。 死はいつか確実にやってくるし、 それが今日や明日ではないとは言えない。 だから出来るだけ日々悔いなく過ごす。 我は時間の旅人。 歳を重ねると現実的に死は近くに在る。 過去の過ちや、自分の嫌いなところ。 それらを自身が冷静に理解し、許し、癒やすことが出来れば じぶんの中の可能性は広がり、肯定感も芽生える。 そうすることで“今という世界”をクリアに見れる。 我は時間の旅人。 過去を活かすことで、道が広がり山は平らになる。

          余白の大切さ(其の1)

          幸福や幸運を望むことも大事だけど、 先ずはそれを受け入れる準備を整えておくことが大事だと思う。 空席が無いのに客を呼び込んでも、 席がなければ帰ってしまう。 新たな発想も”余白“から生まれる。 要らない思考は捨てて、身軽に・・・ と思っています。 ※瞑想であたまをリセットしたら、 鬱になりにくくなったぼくの経験から書きました。 読んでくださって有難うございます。 ※プラスにしかならない瞑想のことも、おいおい書いていこうと思っています。

          多動

          発達障害の検査を受け、ADHDの診断が出たことで 今まで躁鬱中心にだけ考えてきた”じぶん操縦法“ に新たな項目、新たな視点が生まれた。 今までは ◯ものごとにのめり込み過ぎてる ◯集中してから長時間経つ ◯やめようと思ってもやめられない みたいな状態になった場合 ”軽躁状態“が来たと判断して休んで集中を抑えようと焦ったり コントロールが効かない自分を「なんでやねん」と責めたり緊張したり、 頭の中が”ぐるぐる思考“の状態になることが多かった。 だけど今回ADHDの”多動“と

          いつもこころに虎ハンター

          中学生二年。 雑誌やテレビ観戦、生観戦、いちばんプロレスに熱狂した時代。 ある日初代タイガーマスクのライバルとして登場した小林邦昭選手には 「ヤバいやつ来た!」 とクラスのプロレス熱狂的ファンは驚いた。 ラフファイトが得意でタイガーのマスクは破られるし 腕っぷしも強い。スピードもある。技も豊富。 なりふり構わず徹底的に攻める 野に放たれた獣のような小林選手の姿に痛快さや自由を感じた。 か、カッコいい・・・。 いつしかクラスのプロレスごっこに トラハンター小林邦昭も

          いつもこころに虎ハンター

          いいね

          最近facebookには画像しか投稿してないが、 古くからの友人がInstagram経由で「いいね」をくれたりするのが嬉しい。 この「いいね」という何気ない好意の背景には 30年以上の時間が流れていて、 様々な思い出が内包されている 冷めない温度があるのだ。 ある意味で血の繋がっていない者同士しか ”成し得ないこと“ を成してきたわけだよね。 くだらなくて、しかも成長に重要な。 と思うと途端に愛おしくなった。

          クロウ〜飛翔伝説

          DVDも手放し、 サブスクにも無くてしばらく観れなかった大好きな映画 『クロウ〜飛翔伝説』 がAmazonプライムに! ブルース・リーの息子ブランドン・リーが主演。 撮影中の不慮の事故で亡くなるという曰く付きの本作。 久々に見直すと暴力描写もハードで けっこう見てられないし、 ブランドンの悲しみと狂気の演技が迫真過ぎ。 髪型と白塗りメイキャップも手伝ってか、 ヒース・レジャーのジョーカーを思い出したりもした (映画はクロウの方がずいぶん先)。 狂気の演技も入り過ぎる

          サブスク脳

          ”サブスク脳“になってしまって DVDに触れることもなかったわけですが、 サブスクに無くても観たいいっぱい映画はあるわけで、 久しぶりにMacBookにDVDディスクリーダーを接続し トレイをオープンしてディスクをウィーーんと読み込ませ、 カタコトと小さなぎこちない機械音がした後に オープニングが立ち上がり、映画が始まった。 「めんどくさい」 ここしばらくのこと この一連の作業を避けるように サブスクでしか映画を観なかったわけだが、 やっぱこのアナログ(?)な動作を完了

          詩「土に芽に」

          染みじみするな。 時は動き まだ私たちは生きゆく身。 何もかも燃料にして 吸収して生きるのだ。 傍らに有る 無拓な子らに 真実と愛情を注ぐのだ。 土に芽に愛情を注ぐのだ。 その為には生きねばならん。 ろくでもない連中に命を預け 臓物を腐らせてはならん。 こころを渇かせてはならん。 私はそんな者からも吸収し 生き抜くことを選ぶ。 傍らに居る者や 小さな友だちの為にも まだいくばくかの命を燃やしたいのです。 土に芽になる日まで。