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ちわ界 2024 第3部〜千綿ヒストリー〜レポート

7月27日(土)ACE.LOUNGE 四谷にて開催された千綿勇平さん33歳のお誕生日イベント「ちわ界 33rd Birthday evet & Kitchen party」第3部にてお話しされていた『千綿ヒストリー』についてのレポートです!

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◆出生〜子供時代のこと◆

・7月19日 朝4時頃に八王子で生まれた。(確か3:56、頭囲33cm、身長50cm、体重2906g)これって普通?(多分超普通だよ、と高品さんに言われ)平均的だそうです。
・生まれてすぐ高熱を出して1ヶ月病院生活だった。
・だけどすくすく育って小さい頃は外で遊んでよく走り回る子だった。変顔とかもたくさんするような明るい子供だった。
・雨の日のエスカレーターに走り込み、あごから突っ込んで流血沙汰、初めて縫われた。その時の傷をケツアゴと勘違いされがち。傷です。
・実は子供時代に既にTVに出たことがある。今回のこの企画のために実家の写真を漁っていたら、これが出てきて(ガチャピンとムックと子供達の写真)。親に聞いたら、センター張ってる黄色い服の子供が僕。ポンキッキーズと共演してたんですよ!!すごくない?あれ?ポンキッキーズと共演ってあってる?じゃあガチャピンとムックはなんなの?
 (違うよ千綿、ポンキッキーズって番組名だから、ポンキッキーズに出て、ガチャピンとムックと共演した、が正解 by高品さん)
 そっか〜〜なるほどね!じゃあスライドのテロップ(『ポンキッキーズと共演』)間違ってる。笑
・動くのが大好きだったので、野球チーム(ピッチャー)とサッカーチーム(キーパー)に両方入ってた。欲張り。計らずも種目は違えどボールを取って投げていた。あとドッジボールばっかりやってたかも。
・小さい頃は母親のママ友が多く、でもみんな女の子のお母さんだったから、ハーレムだった。弟いたけど。(だいきね!by高品さん)
・小学校入ってやっと同世代男子の友達できた。2年生で転校したけど、昔の友達は今でも仲良い。

◆中学〜高校時代のこと◆

・中学では「部長の走るフォームがかっこいい」という理由で陸上部に入部したが、「高く飛ぶのがかっこいい」から高跳びやってた。基本厨二なのでかっこいい重視。
・中学の頃の写真のこの隣の子誰か覚えてる?(by高品さん)
 えーーー有村か…有川…??わかんね〜〜(by千綿さん)
・子供の頃の千綿、ずっと黄色かPUMAの服着てるね(by高品さん)
 ほんとだ!自分でスライド作ってた時は気付かなかった!!!笑(by千綿さん)
・高校受験の時は片思いしていたRさんと同じ高校を目指すことを決意、結構頭良かったけどさらにめっちゃ高い志望校で、でも「俺受かるから」と思っていた。しかし学校の先生には「高校浪人は笑えないから滑り止め受けろ」といわれ、弟に高校一覧の本みたいなものを渡して「好きに選んでよ」と決めてもらった高校を滑り止めとして受ける。
・第1志望に落ち、滑り止めの高校に行くことになったが、なんと家から片道2時間!
・高校で部活なにしようかな〜っと思っていたら部活紹介の軽音楽部がカッコ良くて(基本かっこいい重視パート2)部室へ行った。ちょうど出てきた先輩に「お前…サッカーやってた?」「やってました」「お前がいる場所はここじゃない、サッカーだよ」と言われその足でサッカー部に行きそのまま流れで入部。
・朝練6時から、午後の練習は8〜9時まで、片道2時間、よって23時頃帰宅して風呂入って0時に寝て朝4:30くらいに起きて学校に行く生活。もはや社畜。
・もちろん授業中は爆睡。学力はどんどん落ちていき赤点まみれ。
・そんな中で足の筋を怪我して松葉杖生活に。これで2時間かけて学校に通うの無理だよ!!!となり、ケガが完治するまで学校にいかなくなった。その流れで部活もやめた。
・でも高校自体は都会のど真ん中にあり、今までずっと田舎育ちだった自分としては友達と遊んだりして楽しかった。
・ただ、遊ぶにもお金かかるので牛角でバイトしてた。
(学校行かないでバイトしてたってこと?by高品さん)学校は!行ってたよ!!行ってたから!!!笑
・高校時代のプリクラや中学から高校までの学生証などお宝写真公開。
・高校でもキーパーだったから手首から先のグローブしてるところだけ白かった写真出てくる。
・修学旅行のバスの写真の、隣のやつ覚えてる?(by高品さん)彼は覚えてる!多分古川くん!(だった気が…?)
・高校の文化祭では焼きそばをだしたり、みんなで海に行ったり、結構エンジョイしてた
・黄色い服着なくなっちゃったね。文化祭の写真、みんな同じ黄色いクラスTみたいなポロシャツ着てるのに、千綿だけ制服だね。反抗期?(by高品さん)
 ダセェって思ったから着なかったんでしょうね(笑)(by千綿さん)
・というか本当に黄色い服を意識したことがない。大人になってから着てない、持ってないかも…?
・黄色きた方がいいよ。もっとハッピーにさ!!(by高品さん)
・両親共働きで、高校時代は祖母に預けられていて、人間としてのだいたいは祖母から教わった。思いやりとか、気遣いとか、あと料理もそうかも。

◆大学受験に差し掛かかった時が人生の転機◆

・大学受験どうするかという話になった時、祖父が佐賀で幼稚園をやっているから、そこを継ごうかな〜とぼんやり思った。夏休みにはボランティアで手伝いに行ったりしていたし、子供は大好きなので。
・しかし「幼稚園の先生になれる国家資格が取れて、お金かからない大学行きたいです」と言ったら先生から「お前の学力で受かる国公立はないよ」といわれる。
・実は高校時代、いろいろなところでスカウトを受けていた。先生もそれを知ってたので、「いっそ事務所に所属して働くっていうのはどう?」と言われる。
・その話をした帰り道で偶然スカウトされる。運命を感じて即契約。
 そこで出会ったのが高品さん。10年来の付き合い。

◆初めて所属したモデル事務所◆

・しかしその事務所は変な事務所で、謎のモデル仕事ばっかりだった。(大きなチーズを持たされている謎の写真、沖縄で居酒屋店員的なビールを持った写真など出てくる)ニコ生やらされたり、エキストラに出されたり。
・でも沖縄行ってついでにダイビングの免許取ったりもした。おかげでダイビングは趣味のひとつ。
・ただ、その事務所で偶然舞台に出ることになった。やってみたらすごく楽しくて、「これだ!!!」となり「演技の仕事がしたいです!」と事務所にいう。「うちモデル事務所だからそういう仕事ないよ」と言われる。落ち込む。
・エキストラやったって名前は出ないし、役者にはなれない。どうする?というなかで偶然「キョウリュウジャー」のオーディションの話を持ちかけられ、行ってみる。落ちてはしまったが、「特撮に出たい」という目標が生まれる。事務所にいう。「うちモデル事務所〜」以下略。
・だったらやめたい、と言ったが契約期間がまだまだあって23歳の満期になるまでやめられなかった。
・この頃、愛猫ピノさんに出会う。友達が飼っていた猫が子供を産んで、引取り手を探していると言われて「猫飼いたい!」となり引き取った。ピノさんのかわいいお写真も公開。

◆お芝居に出会って、やりたい事を考える◆

・このあたりから将来を考える様になる。まず特撮にでたい。そのためには今よりも芝居の仕事がある事務所に行かなくては。特撮に出るには過去の作品やプロデューサーの傾向と対策も学ばなくては。と思って1話は全作見た。
・いい事務所に入るには自分がなにかしらの賞を取らねば、ということでサマンサタバサのメンズモデルオーディションや、モデルプレスのボーイズアワードなどに出るがファイナリスト止まり。やっと『smart×SonyMusic モデル・俳優・タレントオーディション第二弾』で準グランプリを受賞、smart専属モデルの座をGETし、SONY系列に所属。
・そこで出会ったのが劇団番長ボーイズ⭐︎!ファンとの関わりの大切さや、エンタメとは何かを教えてくれた大切な場所。
・すでに活動しているメンバーがチャラく見えて最初嫌だったけど、自分は演技の経験も少ないしでとりあえず入ってみたら全然違った。みんなすごい情熱を持って活動に打ち込んでいて勉強になった。
・劇団在籍中にはB-PROJECTにも出演。「すでにファンがいるキャラクター」をどう演じれば良いか、そこが難しかった。
・おかげでまた役者仲間が増えていき、でも周りがどんどん先のステップに進んでいくことに焦りを覚える。そこで思い出す「やっぱり特撮に出たい」。
・以前の特撮俳優はジュノンボーイが多かったけれど、プロデューサーさんが変わってからAbemaのリアリティ系に出てる人が増えた。だったらまずAbemaに出よう、ということで既に出ていた同僚に話してチームへご挨拶の機会をいただき、無事「ドラ恋」出演を果たす。
・リアリティショーはすごく難しくて、自分を出せと言われても出せる人出せない人いるでしょう。台本あるけどリアルにしなきゃいけなくて、本当に大変だったし勉強になった。
・番ボに所属した時から「まずは番ボで主演をやる!」を目標に活動していて、やっと決まった主演公演は「おれの白飯を超えてゆけ!2020」。みなさんお察しの通りの2020年、コロナ真っ只中で稽古3日目くらいで謹慎宣言が出て中止になってしまった。これが一番悔しかったこと。その頃には次のステップとして「特撮に出たい」があり、番ボを卒業することも決まっていたから。

◆劇団番長ボーイズ⭐︎卒業からの道のり◆

・番ボを卒業し、次の事務所探し。いろんな人に出会って、さまざまな作品に出て、それを観てもらって、いろいろ相談して、無事に新しい事務所に入所。周りの皆が着実にステップアップしているので、自分もそうありたいと考える。
・「二度降る雨は三度降る『雨蛙(かえる)』(2021年6月)」「新編ロミオとジュリエット‐薔薇の名は‐(2021年8月)」の劇中写真など公開。
・他、さまざまな舞台に出る中で出会った「ラスト・ナイト・エンド・デイドリーム・モンスター(2022年6月)」。
現実にあった事件を題材にした作品で、役の元になった方の手記も出ていたりするのでものすごく掘り下げて考えていくうちに、「自分がやりたいのはこれだ」ということに気づく。実在した人物を演じていきたい!
・その前にはやはり自分の知名度を上げていかねば=やっぱり特撮だ!!!

◆10年目の特撮オーディションチャレンジ◆

・その後、キョウリュウジャーで初めて受けたオーディションから数えて10年目の特撮オーディション「キングオージャー」が始まる。偶然にも人生で初めて行った「キョウリュウジャー」オーディションと同じ大森プロデューサー。ここでとにかく作品に出たくて、大森プロデューサーに思いの丈を綴ったA4で4枚くらいある直筆の手紙を事前に送り付けてからオーディションに挑む。そんなことする奴いないと思うけど、背に腹は変えられないのでやるしかない!
・選考の後半までいったけど、たかみなさんから「千綿くんもっと肩の力抜こう」と言われ、自分が気合い入りすぎてガッチガチだったことに気づく。そこからは自然にやれたと思う、感謝。
・その後最終結果がマネージャーから届く。「王様ではなく、それを支える側近の役」といわれ最初断ろうと思った。断って次で主演を目指そうと。でもマネージャーから「話だけでも聞いて」と言われ、一旦内容を聞いたら、めちゃくちゃ面白そうで。「ここが自分を必要としてくれているのなら、その人たちのために出ます」と決意。結果本当に大切な作品になった。

◆今後の展望などについて◆

・ここから、次はNHK系の作品に出て、役者としてのキャリアの信頼度を上げていきたい。ゆくゆくは好きな劇団の客演や、好きな脚本演出家さんたちとお仕事がしたいけれど、今はまだ信頼度が足らなくて出してもらえないと思うから、ステップアップを重ねてもっと頑張る!
・今まではこういう話を人前でしなかった。言ってできなかったらダサいから。でも、そろそろ「千綿ってどういう人なんだろう」「なにを思って芝居してるんだろう」みたいなことを知ってもらった上で応援してもらいたいとなって、今回の機会を設けました!

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◆こちらは1部で話していたキングオージャー裏話◆

・マネージャーからの資料では「破天荒な王様たちをクールに支える側近たちのひとり」という説明を受けていたが、衣装合わせに行ったら「千綿くんだけはドジっ子で」と言われる。
・「ん??????」となりながらも「ドジっ子、じゃあ可愛い感じ。それってどんな??」と、メイクさん衣装さんたちと当時のロン毛をこねくり回して悩みまくる。
・そんな中「(ゲゲゲの鬼太郎のアンテナみたいに)ぴーーーーんってロン毛が一本立ってるみたいなのどう?w」的なアイデアが出て、メイクさんが「それだ!!!」となってWi-Fiのグルグルが生まれる。「これだ!!!!!」となって決定した。

◆(おまけ)◆

・餃子に合うのはビールだよね、今は晴れ風が美味しいと思う、青い缶の。(わかる〜!!!by高品さん)
・美味しい餃子…お店で食べるなら、えびすの安兵衛かな。一口サイズで美味しいよ!
・今年は去年よりアットホームなイベントにしたかった。餃子パーティもやりたかったし。でもドタバタだった!だけど楽しかった!
・ファンの皆さんとの交流はこれからも大切にしていきたい。ファンイベントは今後もやるつもりなので、その時は遊びに来てください!


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みたいなお話だったと思います。
個人的に、千綿さんは役者としてのキャリアプランがしっかり考えられていてすごいなーーーと思ったのと、この人は長く役者を続けていく気なんだろうな、という覚悟とお人柄が垣間見えてとっても楽しいイベントでした。

ちょっと千綿さん気になるな〜チラチラと思っている人にも、千綿さんの人の良さが伝わったら良いなぁ。。。

以上です!

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