「いまの私」が思い描くキャリアマップ完成版。
「シゴトを、考える日。」7回目、区切りとして最後の回が終わっちゃった。キャリアマップの発表会でした!物理的な時間もメンタル的にもギリギリの状態だったけど、なんとか完成まで持っていけてよかった。
ひとまず「いまの私」が描いたキャリアマップを公開します!どどん!
そうです、答えは本名です。
「ことね」として、全7回参加しました。ことねさん、ことねちゃん、こっちゃん、いろんな呼び方をしてもらいましたが、いずれも私です(それはそう)。「こつぽん」人格も、もちろん私です。
本名の私と境界線があいまいになった件は、「感覚的には、こつぽんと本名の人格が手を繋いでる雰囲気ではない」と右脳炸裂noteを昨年の8月に書いてる。
初っ端からいきなり余談を書いてしまったけど、要するに「本名で残しておきたいnote」ということです。note村に本名初出し記念日だ~💐
キャリアマップ全体像
本題に入るので、キャリアマップ全体の構図を先に説明しておきますね。
実際に発表したときの流れも加味して、noteにも書いていこうかな~。実際にキャリアマップを書いているときの「思考の流れ」も覚えておきたいし。
まず、4つのハコを左右に分けた場合。
6回目にお話があった人間の営みを構成する「労働」「仕事」「活動」でのうち、左側がいわゆる「労働」~「仕事」、右側が「仕事」~「活動」。
そして、上下に分けた場合は時間軸が変わってくる。
上段が「過去~現在(進行形~未来)」、下段が「現在~未来」。
何枚キャリアマップ貼ってるんだ?って、私自身も思ってる(笑)。でも口頭説明と文章をスクロールで追うのは違うから、(自己満足だけど)視覚的に伝わりやすいように色を加えた結果、こうなった。↺が時間軸と思考の流れであり、実際に話した流れとも通ずる。
転機を創る裏側の人
ここからは、ひとつずつ書いていく!
まず左上は、実際にお金を稼いでいる仕事のこと。「転機を創る裏側の人」という肩書きは、5回目に直感で思いついたものをそのまま決定とした。過去~現在進行形のことなので内容は割とサラッと(笑)。仲介者はINFPとダブルミーニングでもあるので、本質的な性格がそのまま仕事にも活きてる(もはやカルマっぽさを感じる)。
キャリアブレイク経験者は、私のアイデンティティとして入れておきたかった。1年以上の無職期間があったからこそのいま、これはこの先の人生でも絶対に自分の背中を押してくれると信じてるから。あの日の決断を褒めたい。
そして仕事(いわゆる労働)の対価として受け取っているものは、やっぱり「お金」かなと。生きていくためには絶対不可欠だから。経験・知識・スキルは自分が会社・仕事に求めていることだし、成長していきたい気持ちが込められてる。
最後に注いでいるものの多さね(笑)。いまの仕事に対して不満が爆発してるときに書いたから、こんなに私は身を削ってるんだぞ!の気分になっちゃって言葉が止まらなかった。注いでること自体が「悪」だとは思っていなくて、ただもうちょっと注ぎ方とか、気持ちよく注げるかとか、注いだものを蔑ろにされてないかとか、向き合う余地があるな~と思ってる。
転機に立ち会う表側の人
まず、転機を創る裏側~転機に立ち会う表側への移動は、「過去~現在~未来」の伏線回収的な要素が大きい。5回目にも書いているけど、新卒就活時はエージェント職などtoCの選考を受けていたのに、実際にはtoBでしか働き続けていない。「採用担当者」という求職者が直接会う人をお客さんとして仕事をしているうちに、求職者からどんどん遠ざかっていたように感じる。
でも、「やっぱりやってみたかった」と本音を自覚した後に引き返すのはもう無理だった。やってみる前から諦めるのはもったいない。社会の課題解決という見えない「n」へ向き合うよりも、目の前の一人ひとりに対峙してみたくなった。実際の職業名はまだわからないから、?で締めくくってる。そういえば前職の同期と会ったときに、この話一切してないのにエージェントやってみたいんだよねって同期が言い出して、え!?わかる~~!!大共感した。普段から思考回路が似てるけど、今回もタイミングが奇跡(笑)。
活かせそうな強みもストレングスファインダーの結果を基に書いてみた。いままでの仕事でも活かせていないわけじゃないけど、「人間関係構築力」の強みを全面に押し出す仕事というより、結果的に発動させてたみたいな感じ。宝の持ち腐れはもったいないよね。
受け取るものと、注ぐものは想像上でしかない。労働であり仕事でありたい。ゆくゆく活動に繋がるなにか(曖昧すぎる)を得られたらいいなあ。引用にあたってストレングスファインダーのnoteを読み返してみたけど、いろんな人の人生観や価値観を知りたいのは、1位「収集心」に通ずるところだよね。キャリアマップ作成したときは思い出せなくて、今更の気づき。
追体験を届けるエッセイスト
実は、4つの肩書きのうちいちばんしっくりきてないのがここなの!!
「追体験」という言葉は大好きだし、大事にしたい文脈がこもってるんだけど、「届ける」よりなにかもっと手渡し感とか、伝えるとか、感じるとか、そういう想いを含む言葉にしたかった。でも「~させる/~してもらう」という言葉を使うのもなにが違和感と押しつけがましい感じが嫌で、主語を私にした場合に限りなく近いニュアンスを選んで届けるに着地した。「エッセイスト」もね~、悪くはない。実際ざっくりと分類したら、いまもすでにエッセイストだと思うもん。でもこそばゆい感覚。しっくりはきてないので引き続き模索したい。
転機に立ち会う表側からの移動は、「個人の価値観・経験を投影」とした。キャリアマップ作ったときは反映より投影がハマった気がしたんだけど、noteを書きながら改めて「投影」の言葉を調べるとあんまりいい意味合いで使わないのね…。ここは考え直したほうがいいのかもしれない。
いまもnote村でのびのびと本音を置いてるけど、これから先は言葉での発信を軸としながらも、描いたり、撮ったり、(いろんな意味を内包して)つくってみたり。探りながらもいろんな表現で残しておきたい。
自分で居場所をつくってみたいし、本の出版もしたい。人生をかけて叶えていくような規模感の夢だけど、それでも漠然と言葉にはしておきたい。未来の私が夢のかたちを変えてもいいからさ。
注ぐものは圧倒的に右脳領域。目に見えない感情を具現化するために、言葉も描写も丁寧に本音で向き合う。普段のnoteも、エッセイマガジン「あの日、あの街で、彼女は。」も、読んでくださった方から共感の言葉をたくさんもらってる。居場所をつくりたいとも書いたけど、受け取るものとしての「居場所」がすでにある。とてもありがたい。すでに受け取ってるものをこれからも大事に抱えて、原点に立ち返れるようにしたい。
日常と非日常の境界線をグラデーションにして生きる
2024年のテーマのひとつに掲げていた「日常と非日常の境界線をグラデーションにして生きる」。最初に思いついたとき以上に、自分の中で深くまで腹落ちしていて、人生レベルのテーマになりつつある。これを叶えた先の未来はまた想像できないけど、人間はあいまいでいいんだと思う(主語がでかい)。無理やり白黒つけて、善悪を決めつけて、どっちかだけを選ぶこと、それがすべてじゃない。いろんな色が混ざりすぎて何色かわからなくなったっていいじゃんね。
人生のテーマでもあり、趣味嗜好を詰め込んだ最後のハコ。現在の延長線上であり、未来の私も大事にしててほしいこと。「右脳ぽわぽわ」も5回目に浮かんだ直感的な言葉だけど、伝わる人には伝わると信じてる。余白がなくなるほど追い込まれたくないし、廃人になる日も必要だし。
受け取るものと通ずるけど、趣味や好きなことは生きがいであり、人と経験への投資(お金も時間も)は、人生を豊かにしてくれると思う。たしかSHEmoneyの豊かさとは?という問いにも似たようなことを答えた気がする。価値観や世界観を広げたいんだよね。自分の美的感覚というか審美眼を劣らせないためにも。視野が狭くなって、自分が絶対的な正解みたいな思考になったら(ならないと思うけど)引き留めてね、お願いします。
右側ゾーンの総括は、「本来生きていたい姿」。右側の生活だけで稼げて、不自由なく生きていけるなら理想的だけど、いまのところはそうもいかない。けど、ほんとのほんとは右脳ぽわぽわで暮らしていきたいということを覚えておきたい。「発信アイデアを掬う」ことはエッセイスト(仮)として、自分の内側から出てくる言葉だけじゃなくて、「なまもの/ほんもの」に実際に触れたからこそのものでありたい。そのための労力は決して惜しみたくない。
最後に、もっともグラデーションにしたい日常(=現実)との接続について。
「時間とお金の循環・投資先」とした。稼いだお金の投資先であり、本当は時間もかけて大事にしていきたい。時間とお金と「心のゆとり」もグラデーションで生きるための注ぐものとして書いてる。時間とお金だけあっても人生はおもしろくない。心がちゃんと健康であること、罪悪感なく楽しめること、現実逃避が趣味にならないこと。心地よいグラデーションを見つけて、生きていきたい。
大切にしていること・現状から一歩進めるのに必要な問い
まず真ん中の「大切にしていること」について。
ぜんっぜん一言でまとめられなかった(笑)。とってもまどろっこしい。
本記事でも度々引用してる5回目で問いをもらって、改めて気づけた私の中で揺るがない価値観。気づけたきっかけは、今後のキャリアとしてtoCを考えた場合、「個人に与える自分の影響が大きくて怖い」という感情から。相手の人生の選択を左右させちゃう可能性がエゴかもしれないけど、怖くて。
私が経験してきたことはほんの一部で、環境と関わる人とタイミングと、少しでも異なればまったく違う人生になっていただろうし、備わる人生観も変わっていたと思うから。だからこそ、自分自身の言葉を大事に扱って、内包する捉え方や考え方もちゃんと伝えたい。立場が違えば、刺さる言葉は絶対に違う。いますぐに役に立たなくても、いつか必要なタイミングで思い出すきっかけになれたらいい。
とはいえ、実際に経験できなかったとしても、いろんなコミュニティに飛び込んで、いろんな価値観や視座を持った人のお話を聞くことが、世界観を広げることにも繋がると思ってる。自分のためにも関わる人のためにも、選択肢があって損することはないはずだから。無知は怖い。知らないと、選ぶかどうかの土台にすら立てない。小説や映画の世界観に没入して疑似体験するのも大事。その感性も失いたくない。
この先に進める問いは、どう現実的に行動していくか、それに尽きる。ほとんどが「being」の内容だから、実行に移せる計画レベルにはなれてない。ガチガチに決めすぎるのも、キャリアマップに描いたことだけに縛られすぎるのも避けたいけど、これだけは絶対!とか最優先!とか深めていきたい。
一応、左下のtoCのお仕事に向けては一歩を踏み出したんですよね〜。ちゃんと一歩進んだ先に道が続けばいいんだけど、またタイミングを見計らってご報告します!
受け取った感想は私の中に留めさせてください
発表終わりに、嬉しいお言葉たくさんもらいました!スライドに文字として残ってるも嬉しくてスクショした。あと、たまたま私が参加したルームが共有用の録画を残すグループだったから、自分の発表の様子と感想も後日振り返ることができまして…ありがたすぎる。発表してるときの私、あまりに照れ笑いが多すぎて、ちょっと気をつけようと思った(笑)。
たくさん受け取った嬉しい感想ですが、ここに文字起こししようか迷った挙句、私の中に留めさせてください。あれだけ伝えたいとか書いておきながら、ほんっとに大事なことは独り占めしておきたいわがままな気持ちもあります。もしかしたら折を見て書くかもしれないし、文面に残らない場所で口頭で話すかもしれないけど、いまは私だけが抱えておきたい言葉たちです。
最後にいろいろと…
1月初旬、絶望的なメンタルの中、縋るような、救いを求めるような、なんとか現状から這い上がりたい一心で即決申し込みしたことをいまでも鮮明に覚えている。虚無ぼっちランチでSNSを眺めていたあの日の私を褒めたい。毎週火曜日全7回、長いようで終わってみるとあっという間で、でもただ過ぎ去ったような軽い気持ちとも違う。とっても濃ゆくて、これから先も応援したいと思える人たちに出会えてよかった。
唯一無二の答えのない「問い」を考え続ける時間は、シンプルに楽しくて好きだな〜って思った。そしてひとりでぐるぐる内省してるよりも、誰かと対話をしながらあーでもないこーでもないおしゃべりする時間はほんとに有意義で。文章に言語化するのも好きだけど、パッと聞かれた問いに対して直感で口に出した言葉が意外とその時々の自分の芯だったりもする。
未来を描くのが散々苦手だと言いながらも、描き始めたらすらすら言葉が紡げたキャリアマップ、我ながら感慨深い。正直いきなりは書けなかっただろうから、過去6回分のステップがありがたかった。本音に辿り着けたことも救われた気持ちで、いまの会社の脱出計画をねりねりし始めます←
あと初回に宣言してた通り、「いまの私」の気持ちを毎回noteに残していたことも、度々忘れかけてた感情を思い起こしてくれた。ワークシートの内容は覚えていても、そのときの感覚や感情は意外と抜け落ちている。
いろいろ書いたけど、思い切って「シゴトを、考える日。」のコミュニティに参加してよかったです!!!自分のキャリアマップの完成以上に、いろんな価値観を持って生きている人たちと出会えたことがなによりも貴重な経験になりました。ありがとうございました!
(6,500文字超え!)
過去回の感想noteまとめ
サムネは全7回通して、hohoさんの素敵なイラストを拝借させていただきました!ありがとうございました💌
📍1回目
📍2回目
📍3回目
📍4回目
📍5回目
📍6回目
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