【マッカレン市の真実～Bappa Shotaが語るアメリカ肥満の実態】

20年前のアメリカのドキュメンタリー映画、「スーパーサイズミー」（監督：モーガン・スパーロック）は、監督自身が1か月間にわたりファーストフードの特大サイズのみを摂取する生活を追い、それが身体や家庭環境に与える影響を描いた作品でした。
最近、YouTubeにアップされたBappa Shotaさんによる「アメリカで最も肥満率の高い街の闇」は、この映画を元にしているような内容で、特に日本の視点から見て非常に興味深いものでした。
ただし、個人的には問題を食品業界だけに単純化する傾向に疑問を感じました。それでも、このレポートは他人事ではないと感じたので、視聴メモを共有いたします。

◆何の動画なの？
・ノマド系YouTuberが、アメリカで最も肥満率が高いとされるテキサス州マッカレン市を訪れ、その現状を取材しました。
・特に肥満率が高いヒスパニック系の住民や、子供向けの食育活動を行っている人々からの話を伺いました。
・肥満の原因として、貧困だけでなく医療や食品業界の戦略的な問題点も指摘しました。

◆なぜ問題なの？
・マッカレン市では、人口15万人の約45%が肥満であり、その35%が健康問題を抱えています。
・移民世帯では、仕事に追われる中で食費を節約するために、肥満つながる食生活に陥る状況があります。
・肥満の人たちが、自分たちの食生活に「問題がある」と認識していないことも問題です。

​◆どうすればよいの
・高カロリーな食生活を見直し、適度な運動を取り入れることが必要です。
・体質改善のプロセスで、薬に頼らずに健康を維持することが重要です。
・食品業界は特に子供世代を標的顧客にしているため、食育を一層徹底する必要があります。

このYouTube動画は以下のリンクからご覧いただけます。

◆アメリカで最も肥満率の高い街の闇深い実態が恐ろしすぎた

ポル・ロバーツ「食の終焉～グローバル経済がもたらしたもうひとつの危機」（2012年、ダイヤモンド社）

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