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※ネタバレ注意 「サンクスギビング」

見てきやした。これで今年は書き納めです。

イーライ・ロス監督最新作とのことで、かなりマ

イナー系の作品が連なりますがまさかのソニー配

給とのことであります、それとこの作品の元ネタ

はクエンティン・タランティーノの「グラインド

ハウス」のフェイク予告からです、タランティー

ノとイーライ・ロスとの関係もかなり深いもので

「ホステル」の監督をイーライ・ロスが、製作総

指揮をタランティーノが担当しておりました。

こうした作品にも名を連ねる監督なので予想はで

きると思いますが、かなりグロいです、スラッシ

ャー描写のエグさや映像的なリアルさも意外に親

和性がありました。

あらすじを説明すると、感謝祭でのセールで押し

かける民衆達が、その店主の親族の子供たちが開

店前に店へ入るのを見て、無理矢理開店前の店に

強引に入ってきたことで、警備員や、店員達など

が店内で走るお客達に踏み潰されたりするなどの

被害を受けたりしたことで大惨事となってしまう

所から始まります。

もうちょいスラッシャーに振り切った映画だと思

ってたんですが意外とメッセージ性の強い作品で

したね、感謝祭の惨劇で次の祭典をどうするかを

苦悩する店主たち、そして感謝祭での惨劇の発端

となる店主たちの親族達などを殺害していく殺人

鬼ジョン・カーヴァー、この殺人鬼の描写がかな

りマイケル・マイヤーズっぽかったですね。他に

もシチュエーションなどが他映画をオマージュし

てるように見えました、結構幅の広い表現と思い

ましたね、まぁこういうのはいくらでも探せます

し。ちゃんとしたスラッシャーもそうですが、殺

人鬼の斧の振り切り方がかなり好きでした、壁に

突き刺さっても構わず振りまくる暴走感は圧巻で

したね、こういうパワー系殺人鬼って最近少ない

んで個人的には嬉しい限りでしたね。

思っていたのと少し違いましたがかなりの出来で

した、現代でもここまで気を使わずに殺人描写が

出来るものとは、今年最後に見たものとしても大

変満足しました。




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