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【人を動かす質問力&聞く力】 読書記録

人とコミュニケーションを取るうえで聞く力が信頼関係を築く力になっているなと常々思います。
今働いている職場では日々コミュニケーションエラーが起きておりチームとして機能していない状態が課題です。信頼関係構築が出来ていないため早期退職者も多い職場環境をどうにかして良くならないかと思い読んだ本です。

聴く力で『全て』の人間関係が好転する
 →相手に上手く話をさせるスキルを身につける
 ①1つ質問したらそれをとことん深めていく
  例:「例えば?」「具体的には?」「他にはどんな事があったの?」
 ②一理三例:1つの理屈に3つの具体例を
  「◯◯さんの体験談はありますか」「他に同じような例は」
 ③メモを取る
  →正確にもしミスを防ぐ、相手の自尊心を満たし会話を盛り上げる効果
   がある
 ④つなぎの言葉
  「なぜ」「どうやって」「それから」「例えば」
  「要するに」を口癖にする事で要所要所で確認作業が出来、仕事のミス
  がぐっと減る

•角を立てずに反論する頭の良い方法
 ①まずは相手に賛意を示す
 ②相手の話を全面否定しない
 ③相手を持ち上げたうえで反論する

•「ペーシング」で会話の相手と同調する
 →相手と会話やムード、態度を合わせる「言葉の使い方」
 例:お手洗い→ ◯お手洗い ✕トイレ
確認作業する時は敢えて言葉を相手に合わせない
 例:「15時でお願いします」→「午後3時ですね」

•うなづきの「楽速悲遅の法則」
 →相手の話のリズムや内容に合わせてうなづく
 =楽しい話は早く、悲しい話はゆっくりとうなづく

•あいづちの五段活用
「あー」「いやぁ」「うわっ」「ええっ」「おおっ」

•相手が「聞かれたいツボ」を的確に抑える
 →事前の下調べ+聞き方の基本+観察が大切!

•初対面でプライベートの事を聞くときはまずは自分のとこを語る

ピクチャートーク(会話の中に音や色を入れる)
 →五感に訴えかける質問をすると情景をイメージしやすくなる
  相手が生き生きとした表現にして答えを返してくれる

•お客の心を動かす3大ワード
 「安全」「安心」「メリット」

•最後に「一つだけ聞かせて貰えませんか」は相手に印象を残すには効果あり!尚且つ回答してくれやすい

•相手の理解を深める質問方法
 例:問いかけた後「相手に考えさせる時間」をほんの数秒設けることで相手
  を引き込む効果が上がる
  「どう思う」「なぜだと思う」「あなたの意見は」

•気づいたことがあればその場でフィードバックする
 →時間が経過した後にフィードバックされても相手の実にならない

•部下にやる気を出させる3つの質問
 ①現状を知る質問
  「今どういう状況なの」「どういう状態にある?」
 ②問題を特定する質問
  「どんな場面でやる気が出なくなるのか?」「なぜやる気が出ないのか?」
  「やる気を出すのに弊害となっているのは?」
  「上手く行っていることは?」「上手く行っていないことは?」
  「それはなぜか?」→ケースを分けて質問する
 ③目標を鮮明にする質問
  「何を身に付けたいのか」「何を目指すのか」を期限を付けた明確な課題 
  が出来るまで落とし込むことで部下のやる気が高まる

•相手の話をよく聞いた後に必ず「励ます」「期待する」のが肝心!
 →期待される人は育つ

核心を突く質問をする
 →質問の相手は考え尽くしたうえで最上の答えを返してくれる

•「教えてもらう」という姿勢で聞く
 →心構えが大事

核心を突く質問をするには聞く力がないと的を得た質問は出来ないので改めて日々訓練だと思いました。
話すことが好きな故、ついつい突っ走って話をしてしまいがちでありますが自分にはない感性や感覚、考え方を学ぶという姿勢で積極的に相手の話を聞くというように意識していこうと思いました。

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