bouzemekuri

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最近の記事

お着物を着たい! ~千里の道も一歩から~

お着物に憧れて15年  これから和装にチャレンジする(つもりの)テンと申します。高校生の頃、うつ病と診断されてから早20年。気がつけば、ストレス激弱豆腐メンタルで30半ば…年間を通じて安定しない体調、家族や周囲の方に助けられて今に至ります。  高校の頃から親の悪性腫瘍による入退院、結婚、同居の祖父の看取り、遺された祖母と同居と介護…自分の体調や家族との調整で、必死に生きた15年でした。自分の予定は、自分以外の人の都合で決まる生活。そんな生活の中でも憧れるものがあった。それが

    • 超初心者の浴衣(1) ~千里の道も和装の道も~壱

      目指せ!半独学着付けコース 「姉さん師匠」プロデュース『テンちゃん(わたし)の目指せ半独学着付けコース』の第1段階が今年の夏の浴衣です。このコースについてですが、主軸が独学。半分独学とは、ひととき着付け教室に通うことも視野に入れてのコース設定ということになります。姉さん師匠はコースのプロデュースやアドバイス、着付けの講評はしても、帯の結び方などの指導はされません。ただ、完全に真っ新な状態で着付け教室に通い、その着付け教室の先生主導の育成ではなく、着付け教室自体がコースの一部と

      • 今日のおうち飯

        転倒後の安静生活による運動不足で、食事量が減っていた祖母…確実に、2ヶ月間で1kg程体重が減少しました。祖母自身好き嫌いが激しいのと、高齢者特有の問題もあって、私としては煩雑に感じることも多く食事には悩まされます。食事制限がないのが救いです。 筋肉や体力がかなり落ちたので、食事内容や量には本当に気をつかいます。 祖母は食べるのが仕事、私は作るのが仕事という感じです。食べるのが好きなので、祖母を言い訳に楽しんでいる部分はありますが(笑)祖母もリハビリが始まってから食事量が増

        • 祖母の骨折から2ヶ月+1週間

          祖母、恥骨骨折から約9週間経過。やっと歩行器を使って、一人でトイレに行けるようになりました!ここまで長かった… 昨年12月に骨折し、主治医から「ベッドの上で4週間の絶対安静」を言いわたされ、自宅にて完全介護生活になりました。3モーター電動ベッドと車椅子をレンタルして、自室を病室のようにしました。毎日、夫の協力のもと、給食のおばちゃん、清掃員、身体介護ヘルパーさんをこなす状態です。 4週間で絶対安静が解除されても、さらに2週間は車椅子移動を継続しつつ、様子を見ながら日常生活

          自宅で介護・便利グッズ①ワイヤレスチャイム

          当方、30代女性、介護初心者です。認知症というほどではない祖母の身体介護を行っており、その際に目的に応じて使い勝手が良いもの・便利なものを探して利用しています。 この度、89歳の祖母が転倒により恥骨骨折、自宅療養となりました。このコロナ禍では入院できずに突如として介護生活に突入!自宅療養とは、すなわち「自宅において家族で入院生活を実現する」ということです。慣れないことばかりで、正直言ってしんどい。でも、今後の生活を考えて、介護者(家族)が楽をするために工夫する余地があります

          自宅で介護・便利グッズ①ワイヤレスチャイム

          マンゴーとアボカド

           お祖母ちゃんは、アボカドを見ては「マンゴー」とよぶ。私は、もう慣れたもので、何も疑問に思っていない顔のお祖母ちゃんに「マンゴー?これ、マンゴーなん?」と(たぶん)意地悪な顔をしておちょくる。そんな空気を読んだお祖母ちゃんは、「あれ?ちごた(違った)??(関西弁)」と苦笑いしつつ、「難しい名前は覚えられん」というまでが、形式美である。    当初、このアボカドとマンゴーの言い間違えには、会話が混乱した。回転寿司屋に行った席で、お祖母ちゃんはしきりにメニューを見ながら「時代

          マンゴーとアボカド

          お祖母ちゃんと暮らす日々

           今年、89歳になった父方の祖母。彼女と過ごしていると、当たり前が当たり前じゃない気づきがある。  お祖母ちゃん、夫(30代後半)、私(30代半ば)の3人でマンション暮らしをしている。毎日、お祖母ちゃんの顔色や体調を確認していて、一日たりとも同じ日はない。今夜は元気に「おやすみ」とわかれても、明日の朝「おはよう」があるかはわからない。朝は美味しくご飯を頂いても、夕方には38度の熱を出し、真っ青な顔でガタガタと震えていることもある。 「朝(あした)には紅顔あって 夕(ゆうべ

          お祖母ちゃんと暮らす日々