ひっさしぶりの海外1人旅 (DAY 3: メコン川へ)
14年ぶりに海外1人旅に来ています。自分用の記録みたいな形で残しておこう、と書いているnoteです。
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DAY 3
旅のプランニングの際にトリップアドバイザーで見つけた、日帰りのメコン・デルタツアーに参加。
8:00
ツアーバスがホテルまで迎えに来てくれた。現地ガイドさんによれば、今日の参加者はわたしを含めて23人。
バスに乗り込むと、国籍多彩な顔ぶれ。ワクワクが止まらない。1人参加はわたしともう1人の若いアジア系の顔立ちの男性だけ。
ガイドさんがベトナムの国について、クイズ形式で色々教えてくれる。ジョークも交えて話を進めるあたり、上手だなぁと。
メコン・デルタの入口の街、ミトーまでは車で1時間半程度とのこと。
市中心部から30分も車で走ると、ローカルな生活の営みが見える。ミトーは農業と工業が盛んらしい。ガイドさんによれば、ベトナム国内で生産するお米の53%がミトーで作られるらしい。青々とした田んぼが長閑で美しい。
9:45
最初の観光スポット、ヴィンチャン寺へ。ヤシの木に囲まれた仏教寺院。仏教といっても中国とフランスの様式を取り入れた建物で優美。
Happy Buddhaと呼ばれるおおらかな巨大布袋像、巨大な涅槃像、観音像がある。
10:40
クルーズの船乗り場に到着。これから4つの島を船で巡るアイランドホッピングがスタート。ボートのモーター音を聞きながらメコン川の風に吹かれる。
ハチミツ農園でハチミツ入りのロータスティーを飲んだり、ココナッツキャンディ工場を見学したり。添加物一切無しですべて手作りのココナッツキャンディは色んなフレーバーがあった。
もぎたてのフルーツを食べながら、ベトナム南部民謡を聴く。
12:20
手漕ぎの小舟に4人ずつ乗り、ヤシがたくさん茂る狭い水路をジャングルクルーズ。時の流れが途端にゆったりと感じられる。
13:30
遅めのランチタイム。ベジタリアンメニューもあった。
14:45
ホーチミン市内に向けて、ミトーを出発。
16:30
ホーチミン中心部に到着し、みんなでバイバイ。
日帰りツアーで他の参加者と色んな話ができたのも楽しかった。香港出身の男性、オーストラリアから来た大学生男子グループ、コロンビアのご夫婦、フランスから来たゲイカップル、スイスから来た若いカップル等々。これまでの旅の経験や、おすすめの国などの情報のやりとりもGOOD!
16:45
ランチが少なめだったのでお腹がすいた。おやつ代わりにホテルスタッフがオススメしてくれた地元の人に人気だという南部麺フーティウのお店「フーティウムックオンジャーチンゴック」へ。
路地の奥にあるというので歩いていくとローカルな香りがプンプンする。こういうところ、大好き。
「こんなに美味しくてこの値段でいいの?」というくらいの旨さ!日本円で300円。甘めの出汁に米麺、うずらの卵も入っている。出汁が美味しすぎて飲み干した。
わたしが食べ終わるころに地元の人が続々とやってきた。やはり地元民の店らしい。ホテルスタッフさんに報告しなくっちゃ。
17:45
街を歩きながら、そういえばベトナムのサンドイッチ、バイン・ミーを食べてない!と気づく。アカン、食べなくては!
昨日と一昨日の夕食はお洒落なレストランに行ったので、今日は美味しくお安く済ませよう!と決める。
ホーチミンの老舗ベーカリー「ニューラン」のバイン・ミーが美味しくて有名だと聞いたので、行ってみた。人だかりである。もうここに決まりでしょ!
夜風が気持ちいいので、買ったバイン・ミーをもって近くの広場へ。地元の人が散歩したり、子どもを遊ばせたり、夕涼みデートをしたり。
そのなかで、1人ベンチに座り、バイン・ミーをかじる。パンはカリッと香ばしく、具だくさん。タマネギ、香草、チキンがたっぷり。これで180円?お得過ぎませんか?
周りに建ち並ぶビルを眺めながら、広場の周りをひっきりなしに通るバイクや車を見ながら、ホーチミン好きだぁ!と叫びたくなるのを抑えて、美味しいバイン・ミーを頬張る。幸せ!
19:00
さて、ホテルに帰ろうかと思っていたら、市内をぐるっと一巡りするシティツアーバスを発見。ホーチミン最後の夜だし、よし、乗るか!と思ってバスに近づこうとしたら声をかけられる。
誰かと思ったら、今日のツアーで一緒だったコロンビア夫妻だった。立ち話をして「Have a nice trip! 」と言ってバイバイする。声をかけてもらえて嬉しかった。
1時間ほど、夜のホーチミンの街を2階デッキから眺める。イルミネーションもきらびやかだし、街全体のエネルギーがすごい。元気のある街はいいね!
今日も盛りだくさんの1日になった。毎日こんなに
楽しすぎていいのかしら。笑