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地元にいる時好きだったラーメン屋が割と近所にできるまで「カッパハウス国分寺店」

カッパ、カッパが来たぞー‼︎ カッパが近所にできたぞうおぉー‼︎。はい知らない人にはまったく分からんこの喜びよ‼︎

「スナックバス江」より。まぁ細えこたぁいいじゃないの‼︎

とりあえず皆さんトマトラーメンて食ったことあるかい? なかったとしたらどんなイメージ? なんかイタリアンな感じでオシャレな感? それとも「だったらパスタでいいだろ」的な冷めた主張をかましてくるかい?

有名なとこだとチェーン店で「太陽のトマト麺」てとこがありますね。あそこのラーメンも旨いけど、あれこそ分かりやすく「じゃあパスタで良くない?」って思われそうなラーメンだよな。

太陽のトマト麺、これはこれで旨いと思うしラーメンでも有りだと思うゾ‼︎

他、中野の「野方ホープ」でトマトラーメン食った時はまさか脂の量がウリののがほでこんなオシャレであっさりなtheトマトラーメン出してくるとはと思ったくらい、これをのがほには求めてないんだよなぁってガッカリもあったが、総じてオシャレ方面にありそうな変わり種の一つと思われているような風潮があったような気がする。

「スナックバス江」より

だが、それを豚骨スープの旨み増強としてトマトを使用する概念が実はあるのだ。それを俺が初めて知ったのは、今から12年ほど前に東京は福生市に爆誕した人気店「カッパ64」(当時の店名はカッパヌードル)。


福生「カッパ64」

この店ができるなり早速この辺のラーメン好きの間で話題になり、早々に人気店へ。俺も一度その「トマトが入ったことによる豚骨の味全体が強化されて味がむしろガツンとすら来る、細麺がよく絡んで替玉3回余裕、後味の酸味が爽やかで余計に箸が進む‼︎」という強烈体験により当時飽きるほどに通い詰めたのであった。

「スナックバス江」より。多分当時は狂っていた。

当時はちょっと時間が経つとすぐ並びができてしまうので、開店直後か閉店前くらいに訪れてたなぁなんて記憶もあって懐かしいが、どうやら今もカッパ64は大盛況な模様で、並びのできる人気店。立地的には決していいとは言えない場所だが、平日でも並びのできるその様子はもう立派に西多摩を代表するラーメン屋の一つだろうなぁ。

一時期はトマトラーメンを食い過ぎて飽きたためもっと分かりやすく旨みが凝縮されてるネオちゃんぽん的な「シーフード」を食い続けてたり、その後このブログの1回目に書いた羽村の「ラーメン五ノ神」の豚骨トマトラーメンに浮気してたりしてたんだが引っ越した関係でしばらくご無沙汰していた。


所沢「カッパハウス」

その後コロナ禍に入り少し緩んできた2021年に友人のヤマタカ氏(https://note.com/yamataka_1984/all)に連れられ、所沢にできたというカッパ系列の「カッパハウス」で数年ぶりにトマトラーメンを食った時の、「これだ‼︎」という郷愁を超えた「えっ、間違いなく前より旨くなってる‼︎」という衝撃が忘れられない。

実はこのnoteの第一回(https://note.com/boushoku/n/n565fc4d54183)に書いたように、東京都羽村市にかつて存在した豚骨ラーメンの名店「ラーメン五ノ神」で出していた「トマトラーメン」に心を奪われていた時期があった。この2015〜16年辺りはカッパを食い過ぎてたのもあるが、こっちの五ノ神の方が端的に味が濃厚であり好みだった。ラーメンとしての完成度で言えばカッパの方が高いし上品だったが、五ノ神はパワープレーな甘い濃厚豚骨トマト味で恐らく人によっては拒否反応が出る感じと間違いなく万人には受けないが、根が下品な味が大好物な俺にはピッタリであった……

「スナックバス江」より。俺もいつか濃厚なラーメンが食えなくなる日が来るのかしら……

そんなこともあっての久しぶりのカッパだったためか、違いははっきり分かった。相変わらずの上品さこそあるが、豚骨の味が前より濃くなった‼︎ 濃い味好きのデブに取ってこれは大事。

そして替玉の麺がデフォルトより細い麺で出てくるようになっていた。これがまた旨い‼︎ それまでの替玉は多分デフォルトの麺だったと思うが、やはり替玉するとスープのノリは弱いイメージだったがそれを完全に克服していた。

人気店なのに驕らず進化を遂げていく姿には、やっぱ敬意を払いたくなるんだよなぁ……

「スナックバス江」より。まだまだ‼︎

立川「らーめん カッパファクトリー」

昨年、カッパが立川に出来るとの朗報を受けた俺。所沢以降、狭山に2店舗と羽村に1店舗と微妙に近くないところに進出はしていたが、とうとう近めのところにできた‼︎ と思ってウキウキしていたが、立川駅からは比較的遠目のところにありあんまアクセスはよくないがそこはチャリンコが趣味の俺、しかし中途半端に近いとむしろ足が向かなかったがSNSで見た限定が余りにも旨そうだったので行った時に食ったのがこれ。

「濃厚辛ゴマ味噌」クソほどのピンボケ失礼‼︎

俺は基本的にラーメン屋で限定の類を食わないんだけど、これには何か惹かれるものがあり食ったところ「こりゃウメェ‼︎」と脳天直撃‼︎

カッパ解釈の豚骨味噌ラーメンに麻辣っぽい野菜炒めを乗せたような感じか、これに山椒がそこそこ効いててとんでもないハーモニーを打ち出していた……替玉3回余裕のその濃度もサイコーで、これはレギュラーになっても良いんじゃない? って思ったが残念ながら一期一会、でもカッパの限定はまたやることもそこそこあるらしいので期待‼︎

立川にあるなら所沢より近いし、いつでも行けるななんて思ってた矢先の今年5月……

国分寺「カッパハウス」

とうとう、俺の地元と言って差し支えない国分寺駅近くにカッパができたんだやったー‼︎

「スナックバス江」より

実家方面の名店が、よもや自分家の近くにできるほど嬉しいことはない。ただ、国分寺駅周辺はラーメン激戦区でありカッパのできた位置は駅から近いんだがそこそこ辺鄙な場所にある。ここで他店のクオリティが出せなければカッパといえど危ないのでは……と早速訪問したところ。

「特製トマトらーめん」1200円

なんの心配もなく、他店と同じクオリティの奴が食えたぞ皆の衆‼︎

今回思ったのは、ラーメンも去ることながら具材のレベルが上がったのを実感できたこと。ぶっちゃけ福生本店で食ってた頃の低温チャーシューは結構苦手で、行きまくってた時オーダーミスかなんかでちょっと待たされたことがあった際好意でチャーシューサービスしてくれたことがあったんだけど、ぶっちゃけ「これ苦手なんだよなぁ……」と無理やり食ったことがあった。サービスとしては最高なんだけど、あれはキツかった……

「スナックバス江」より。あるよ‼︎ 気持ちは嬉しかったけど苦手なモンは苦手なの‼︎

で所沢で食った時に「あれ、今こんな旨くなったのか‼︎」と感動を覚えたが、チャーシューは今回が1番旨かったかも……2種とも味、食感とも違ってそれがまた嬉しい感じ。前はこれが米には合わないと思ってたけど、これなら名物のチーズご飯と合わせてもかなりいい‼︎ 替玉も細麺の旨いやつ、隙がない‼︎

これが近所にあるってマジで幸せなことだぜ……

「スナックバス江」より。すべてのカッパの思い出が回収されたぜ……

というワケで中央線主要駅近くに初めてできたカッパ系列、まだ食べたことのないそこのあなた‼︎ ここまで読んだなら分かるだろう……今作ろうとしてるカップヌードルのチリトマト味は仕舞って、さっさと家を飛び出して電車で国分寺へゴーゴー‼︎


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