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中山副理事長のインタビューが読売新聞に掲載されました。

2025.01.05
中山副理事長のインタビュー記事が、2025年1月5日付け、読売新聞朝刊に掲載されました。

■記事タイトル
防災グッズ使う練習を 県防災士会副理事長 中山幸永さんにポイントを聞いた

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■記事概要
令和6年1月1日の能登半島地震が発生したときに、まず考えたのは自動車のことです。

地震では徒歩避難が原則とされますが、奥能登のような地域では車での避難は欠かせません。

奥能登のように車での避難が必要な地域の方は、防災グッズを車内に備えることをお勧めします。

寝袋は家族全員分を積みましょう。余裕があれば、空気で膨らむマットレスも用意したいです。

食品や水も積むべきですが、食品は定期的に入れ替えをしてください。(ローリングストック)

様々な非常食がありますが、車内が高温多湿になる夏に腐ってしまう可能性もありますので、注意が必要です。

飲料水は1人当たり1日2リットルを目安に、2、3日分は用意しましょう。

車内に備蓄がある場合、懐中電灯やラジオは普段から家族が集まる居間に置いておきましょう。

能登半島地震では、私の住む地域も1週間ほどスマートフォンやテレビが使えず、情報源はラジオだけでした。

災害時、最も困るのがトイレです。私は自宅が断水したため、畑に穴を掘って用を足しましたが、衛生的に良くないですし、都市部では難しいと思います。

携帯トイレ用の凝固剤のほか、紙おむつも利用できます。

乳児用でも、切り込みを入れると大人もはけます。水で固まるペット用の「猫砂」も凝固剤として使えます。

防災グッズはいざという時に使えないと意味がありません。練習をして、災害に備えましょう。


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