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【防災】 防災拠点の環境改善 2月15日(土)
石川県では、新年度より県立高校や特別支援学校の体育館に空調を整備し、避難所としての機能を高める取り組みが進められます。
【冬も夏も快適な避難所へ】
【それでも残る課題】
体育館の空調設備の整備は、寒さや猛暑から避難されるかたがたを守るための取り組みは、今後の防災対策において大きな前進であると言えます。
しかし、避難所の環境改善には、空調設備の整備だけでは解決が難しい課題もあります。体育館の床は硬く、長期間にわたる避難生活においては身体への負担が大きくなることが懸念されます。また、プライバシーの確保や衛生環境の向上といった点についても、引き続き取り組んでいく必要があります。今回の整備を契機に、避難所の在り方そのものを見直し、必要な時により安心して避難生活を送ることができる環境づくりについて、議論が深まっていくとよいと思います。