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運動音痴
もともと運動は小学生の頃から得意ではなかった。ソフトボールは好きで、よく遊んだが、下手くそであった。それなら練習すればいいのに、そういうつもりは微塵もなかった。ただ親父が左利きの僕に右利きのグローブをプレゼントされた時は、さすがに右投げの練習を友達に付き合って貰ってした。
当時は右投げ左打ちなんてピンとこなかったが、掛布あたりから、それがかっこよくみんなの印象に残った。
守る方は糞がつくくらい下手であったが、打つ方はそれなりに打てた。左右両打席でホームランを打ったこともある。といっても小中学生のころだから、狭いグランドでのランニングホームランであるが。
スポーツは基本からきし駄目だったが、犬の散歩を毎日していたこともあって、決して足は遅くはなかった。当時の中学1年生の丁度平均くらいだった。
ただ球技はいかん。バレーをすれば、突き指に捻挫、サッカーなんかボールを追いかけるだけで、何も考えていなかった。
水泳は小学校の時はまともに泳げず、中学生になってから泳げるようになった。
マラソンは小中学生時はなかった。最長でも1500mであったが、恐るべき遅いタイムであった。とにかく体力がなかった。筋トレなんかもしたことはなかったし、運動といえば、前述した犬の散歩くらいであった。
今はスポーツといえるものは何もしていないが、筋トレくらいはしているので、お陰様で、体重は増えたとはいうもののスリム体形は維持している。同学年で腹が出た連中の多い事を思えば、運動音痴であった自分を十分慰めえるであろう。