クライマックスシリーズ
ジャイアンツが敗れた。ルールとはいえ、誠に詮無い事である。リーグ優勝しても日本シリーズに出場できないなんて、馬鹿なことを誰が考え出したのか。
MLBの真似をして始めたクライマックス・シリーズだが、何度この下克上を見ても腑に落ちないことはない。3位から日本一になっても、それが果たして本当に日本一といえるのであろうか。
収益面から見ると、誠に潤っているので、セ・パ両リーグやめるつもりは毛頭ない。優勝が駄目でもせめて3位に入れば、と必死になって戦う。昔みたいな消化試合はなくなった。
だが納得がいかないのは僕だけではあるまい。DeNAとは8ゲームも離してジャイアンツは優勝しているのである。何のためのペナントレースかわかったものではないではないか。
MLBみたいに30球団もあって、2リーグで、3地区に分かれて優勝を争って、各地区優勝チームと勝率が高かったワイルドカードのチームが争うというのであれば、何となくは納得できないでもないが、12球団では誠にしみったれている。せめてあと4球団追加して、2リーグ、2地区で優勝を争って、ワイルドカードも含めて5~6球団で優勝を争うのなら、何となく腑に落ちないでもないのではあるが。
だけど日本シリーズはDeNAを応援しよう。ソフトバンクは地元なので応援すべきなのだろうが、山川穂高の1件が未だ納得がいかないので、どうも応援する気にならない。それにしてもゲーム会社と携帯電話会社を親に持つ球団同士の戦いとは、時代とは変わって行くモノである。