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運命の再検査

 トルコの国民酒ラクを飲んでから収まらなくなった。数日間、日本酒を飲み、ビールを飲んだ。愛する妻は「検査が悪ければ、薬を飲めばいいだけよ」と擁護してくれたが、薬を飲めば、酒が飲めるのかどうかは、怪しいところである。ともかく酒を再び飲んでしまったのである。
 トルコでは楽しくお酒を飲みたいので、検査の2週間前から再び禁酒することにした。だが我がドラゴンズが弱いせいで、ついつい負けた後は近くのファミマでビールを買ってしまう。再検査の結果が悪ければ、立浪のせいである。ともいいたくなる。
 6月6日、再検査に病院に行く。血液検査をするだけだ。結果がわかるのは来週だ。ということはそれまでは飲めるという事だ。カンパーイ。
 6月13日。運命の日がやってくる。総コレステロール186、悪玉コレステロール120。肝機能AST19、ALT16。尿酸値6.2。全てクリア。標準値に収まっていた。これは奇跡か神がかり、コレステロールと肝臓は諦めていたのに、余裕で標準値をクリアしてしまった。まだまだ若い。
 だが油断をしてはいけない。タイで暴飲暴食の結果が、最初の検査で出たのだから。くれぐれもトルコでは食いすぎ、飲み過ぎには注意しようと思った。

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