ベトナム考
ベトナムについて勉強している。印象としては依然行ったタイやカンボジアとさほど変わりのない感じがするが、ベトナムはなんといっても社会主義国家である。社会主義国家というと何だか恐ろしいイメージがあるが、ベトナムは治安はいいらしい。ただ警察の事を公安と呼んだりしているので、政治犯で拘留されている人もいるようで、必ずしも暮らしいいという訳ではなさそうだ。
査証はない。王国であるカンボジアが査証がいることを思えば、社会主義国家にしてはかなりオープンである。
社会主義と行っても、御存じの通り、日本に出稼ぎに来ている人たちの多さを見ると、北朝鮮のような閉鎖的な空気は感じ取れない。政治はよく回っているようではある。
ベトナムは北から南まで細長い国である。だからホーチミンとハノイでは気候が違う。尤も日本の沖縄と北海道程の差はない。旅行に行く予定の冬はハノイでも冬のようだが、日本よりは多少暖かい。ホーチミンは常夏の土地だ。風邪を引かないように気を付けねばなるまい。
ベトナムの通貨はドンであるが、100円が17000ドンと桁が違い過ぎるので、計算がしにくい。幸いツアー観光客が行くような店はドルやクレジットカードが使えるようなので、ドルを用意しようと思っている。
ベトナムというと僕らの世代は、すぐにベトナム戦争に結びがちであるが、カンボジアでの現地ガイドが、未だに枯葉作戦の影響で、体に不自由をきたしているという話を聞いたので、本場のベトナムはもっとひどい状態なのではないかと思われる。ベトちゃんドクちゃんのシャム双生児の姿が印象深い。
ベトナム戦争証跡博物館というのがホーチミンにあるようだが、ツアーの中には含まれていない。米国のことを慮っている訳ではなかろうに。