言い訳

　何度も同じことを書くが、多分同じことを書いていると思うのだが、僕はうつ病である。だが食欲の減退や眠れない等の初期症状はなかった。だから最初に行った総合病院でもうつ病とは判断されなかった。
　だが何処も身体は悪くないのに、体がきつくて動けない。出社できない。出社しても仕事にならない、等の症状から、最終的には街の心療内科でうつ病と診断された。
　いまだ時々首が苦しくなることがある。僕特有のうつ病の典型的な症状である。多分バセドウ病を患ったからではないかと思われる。
　今はだから隠居生活で何もしていない。植物を育てているくらいだが、妻が野菜を植えようといってもプチトマトで懲りたので（失敗した訳ではないのだが）花専門にしている。しかも黄色い花ばかり。風水でカネが入ってくるといわれているからだ。
　今年から海外旅行へ行くようになった。最初不安であったが、案外きつくてもうつ病の症状は出なかった。気分爽快である。だから頻繁に海外旅行へ行きたいのであるが、経済的な問題もあるので、頻繫には行けない。今年は弾け過ぎた。
　何か趣味を持てばいいのだが、若い頃はいろんなことに手を出したが、今は新しいことにチャレンジすることはしない。昔からの趣味の読書にでも嵌まればいいのだが、滅多に読む気はしない。
　今はだから半病人のような生活をしている。実際病人なのだから仕方がないが、鬱屈した日々が続いている。首も苦しい。
　それでついついアルコールに走る。11月から飲まないと宣言していたのだが、結局4日しか持たなかった。要するにこの文章はそのいい訳である。禁酒宣言は脆くも崩れ去ってしまいました。