One Man Live/RADWIMPS
こんにちは。Bouningenです。
今回は、自分が感じていることをRADWIMPSの名曲のひとつ・「One Man Live」の歌詞と重ねて綴ってゆこうと思います。
私は傷ついた経験が増えていくと、これからも傷は増え続けるのだから仕方がない、なんて思って、その苦しみの素をどうにかするということをどこか諦めたような気持ちになっていることがある。
けれど、今までの悲しさなど楽しく思えてしまうほどの深い傷を負ったとき、そこに現れる本音たちはただの弱音じゃなく、自分を守るため、自分が何を守りたかったのかを知るために存在するものなんだよね。
傷ついたことに気づかないふりをしていると、いつか人の心はもう立ち上がれなくなってしまう。
たった一つの世界の真ん中にいる自分が、ちゃんと自分の苦しみと向き合うこと。その大切さが、この歌から伝わってきます。
One Man Live / RADWIMPS
「もしも折れかけたその足に痛みを感じなければ 君は何も知らず歩き続けるだろう 傷ついたことに気付いてと願うその痛みたちは 君を守るためにそこにいたんだよ」
「今に泣き出しそうなその声が世界にかき消されてしまったら 僕がマイクを持って向かうから 君はそこにいてくれていいんだよ
君の胸にそれを押し当てて ボリュームを最大にまで上げて ハウったってそんなの構わない その音が今 君の声になる」
「このまんまるい地球を客席に 君は君自身をそのステージに そこで掻き鳴らされるその音に 鳴り止むことない拍手が響く
君は広い客席を見渡す 遠く後ろの方に目を向ける 一番後ろで拍手を送るのは 地球を一周して見た君だ」