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床に伏して半沢直樹をみる

風邪をひき、床に伏していた私は中途半端な時間に起きてしまった。ユーネクストで適当に漁っていた所、半沢直樹が目にとまった。

どうやら2013年の作品らしい。
もう12年、こんなにも時間が経ってしまったのか。

感想
基本的にこの作品に出てくるキャラクター達はクズばかりだ。
己の私利私欲しか考えていない。
暴言は当たり前、平気で人を騙すし、人を貶めるクズばかりだ。

特に銀行員の半沢直樹はその格好の的にされる。
非がない5億の融資失敗を上司になすりつけられ、それを取り返そうと奮闘する。

彼の周りは敵だらけで、息をつく暇が無い。
悪役達はあらゆる手を使い、半沢直樹を死に追いやる。

主人公はそれに立ち向かうために並大抵の手段は使わない。
弱みを握って、人をゆすり、情報を吐き出させる。
時には部下と結託し、上司の通帳を盗み出す。
犯罪のオンパレードだ。

一方で主人公には情熱があり、周りを巻き込む力がある。他人のために見返りを求めず、あちこち走り回る。「人とのつながりを何よりも大切にする」という彼のポリシーが、めぐり巡って彼を助ける。
そんなお話だ。

バンカーは夢のある仕事だ。
自分が融資・投資した人や会社が夢を叶える。
相手も自分も幸せになれる。

一方で銀行はボランティアではない。
人のお金を運用している以上、利益を追求しなければならない。

私のおじいちゃんはよく言っていた。
「銀行は金のある人間に貸し、ない人間には見向きもしない。」
自分が会社に勤めた際、会社の利益を第一に考えるのは当然のことなのだろう。しかし、同時に人を大切にすることも忘れたくないなぁと思う。

最初から最後までハラハラ
皆さんも見てみるといいかもしれない












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冒険しながら「モフりたい」旅行記
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