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住む場所は自分で決めたい。住むと初めてわかることがいっぱい

 農産物の輸入の仕事をしています荒川防火水槽研究会と申します。 #町屋 に住んでいた友達の家に遊びに行って路面電車を見た時「いつかこの辺りに住みたいな」と思って以来、東京にいる時は城東エリアにずっと住んでいます。名前の「荒川」は荒川区です。町屋に7年、 #北千住 に4年住んで、今は #清澄白河 です。

 一生賃貸派の私は、いろんな街に住んで見たい。ただどこに住むかは自分なりの基準があり、下町であることに加え、①川の近く、②商店街があること、③神社が近くにあること、④銭湯があることなどです。

 北千住に住んで初めて、ここが #日光街道 の宿場町であることを知りました。住んでいた旧日光街道沿いのアパートの大家さんは、江戸時代から続く魚屋さん。また、 #松尾芭蕉#千住大橋 から奥の細道の旅を始めたのを知ったのも。橋のたもとにあるモニュメントを見たから。

 清澄白河に住んで、この場所に松尾芭蕉が住んでいたと知ります。何かの偶然。 #芭蕉稲荷神社 という神社がありますが、この近くに #万年橋 という橋があります。ここは #歌川広重 が「 #深川萬年橋 」という浮世絵を残しています。放生会で亀を吊るしている絵。

 萬年橋は #小名木川 という水路に掛かっていますが、この小名木川は #徳川家康 の命で江戸時代にできた運河であり、もともとは千葉の #行徳 から塩を運ぶために使われていたそうです。

 それを知らず、この前会社の人に「行徳は街道沿いに昔の街並みが残っている」と聞いて、行徳街道を歩きに行っていました。後で小名木川の歴史を知って、少しびっくり。清澄白河が行徳とつながっていた。

 清澄白河というと #ブルーボトルコーヒー などのイメージが強いと思いますが、平賀源内とか小津安次郎とか澁澤栄一とか滝沢馬琴とか、昔の名残りが色々ある街、相撲部屋もあります。そんな街の新たな一面を知るのが「住みたい街に住む醍醐味」だと思います。

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