仕事のモチベーションは「承認」か「共感」か
同じチームの人と
"仕事の #モチベーション は何か"
という話をした時、彼は「 #承認 」だと言いました。評価する立場の人に評価されないとやる気が出ない、だから承認が仕事のモチベーションだ、とのこと。一方私は、承認に似てるけど「 #共感 」かなと答えました。自分のやった仕事に共感を得られたら、誰かの役に立っている気がするから。
この「承認」「共感」の違いは、さらに消極と積極の軸を使って4つに区分できそうです。
まず消極的に「承認」を求めるのは、あまり健全でないです。スコアばかり気にして"ズレた努力"をするけど、思い通りでないスコアをもらったら不満。こうした #他責 感の強い #承認欲求 の発露は避けたい。
一方、積極的に「承認」を取りに行くのは正しい戦略の一つです。自分の幸せな状況を自ら作り出そうとしているから #自責 的。私も一時、ある目的から意識して承認を取りに行った時期があります。そのために①結果を出すことと、②評価者のニーズを満たすことに専念しました。評価者のニーズは、評価者を良く観察することに加え、本人に直接聞いてしまうのが早い。
先ほどの消極的「承認」の人は、評価者に聞くというチートをしない傾向があり、もったいないです。ある人が、評価者である私の評価ポイントを聞かないので、こちらからフィードバックをしたら、「彼がその評価ポイントを満たしていないという非難」だと受け止めて感情的になってしまいました。こうなるとさらにフィードバックしにくくなり、ますますニーズからズレる無限ループに陥ります。アービンジャー・インスティチュートの「箱に入った」状態。
一方の「共感」。消極的に共感を待つのは、消極的な承認と同じで単なる"構ってちゃん"であり、不健全です。
他方、(評価者だけに限らず)積極的に共感を取りに行くのは意識してやっています。 #グッドマンの法則 の通り、96%の人は不満を実際に口には出さない。そうした潜在的 #ニーズ を汲み取るような課題を解決できたら、他者の共感を生み出すことで"役に立ってる感"を感じられるし、何より「1人ではない」感覚を味わえます。これがモチベーションになり得るのではないか、と思うのです。
このことは、社内の仕事にも適用できるし、社外でやったらそれは #営業 活動そのもの。汎用性のあるモチベーションの手法だと考えています。
あと、今まで書いてきた事って、SNSの中でも同じことですね。