陶芸でかぼちゃを作ってみた(習作)
自分自身の事を好きになるには、好きな事をするしかないらしい。
人は大体自分のことは嫌いらしいけど、好きな事をしている間自分が好きになれるそうだ。
確かにその通りだと思う。自分のことは好きになれないかもしれないけれど、自分が好きなことをしている時間が好きだ。
出来ない事が多くて苦しい時でも、本を読んだり、文章を書いたり、何か物を作ったりしているとなんだか満たされる感じがする。
陶芸で作品を作っている時間が好き。でも、楽しい反面少し怖い。うまく作れなかったらどうしようという気持ちがいつもどこかにあるから。自分が納得できるぐらいの作品を作れなかったら私はもう何も作れなくなってしまうのではないかと怖かった。
私が陶芸を学校で学んだのは2年程度。その後はたまにしか作品を作っていない。もしかしたら目も当てられないぐらいひどい作品ができてしまうかもしれないけれど、なんとか作ってみようと思う。
とりあえず、私の原点となった野菜を作ってみよう。
買ってきたのはこの坊ちゃんかぼちゃ。一目惚れだった。
サイズ感はこんな感じ。ちょこんとしていてかわいい。
写真で見ると現実で見るよりも小さく見える。私の手が大きいからかもしれない。
実はこれでかぼちゃを作るのは4個目。最後に作ったのがかなり前なのでうまく作れるのか自信はないけれど制作開始。
ベースの形はこんな感じ。なんとなくかぼちゃの形に寄せてみた。全体的にのっぺりしている。
久しぶりに土を触ったので、形がボコボコしている。このボコボコがかぼちゃっぽさを出してくれるかなと期待。
指だけで大まかな形をとってみた。大まかな形をとっておくことで、これからどう作っていくかの道しるべになる。
これからは道具を使って成形してみる。
道具を使ったら少し形がくっきりしたかな?少しはカボチャっぽく見えるような気がする。次は、かぼちゃの表面のボコボコした部分をしっかり作り込みたい。
かぼちゃのボコボコした部分があまりうまく表現できない。うーん、使っている道具が適切ではないのかな?
これは習作なので焼かないと思う。このまま、さよならかもしれない。
初めて制作をこうしてまとめてみたら何だか面白かった。
自分で作ってみても制作過程を写真で見るとこうして出来ていくのかと興味深い。
久しぶりに土を触ったら土の匂いが懐かしかった。
陶芸が楽しかったあの頃の純粋な気持ちではもう作れないのかも知れない。
作ることが怖い気持ちもあるけれど、やっぱり土に触れると癒される。
出来の良し悪しに関係なく、定期的に何か作ってみようかな。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
また本番のかぼちゃを作ったら記事を書きます。
あなたを驚かせられる様な面白い作品が作れる様に精進します。
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