ぼうすか

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あなたのために私はどれだけ捨てられるだろうか

自分にとって推しは唯一で特別な存在だが、推しにとっての自分はたくさん居る交換可能なパーツの一つでしかない。 私が応援して人気になればなるほど、彼女にとっての私の存在価値はどんどん小さくなって、厄介なオタクである私はいつかきっと見捨てられてしまう。 彼女は感情労働をしている。私の理想の姿を演じるだろう、本心はきっと私には分からない。彼女にとって私が必要無くなったとき、私を顧みてくれるかは分からない。だから最悪の事態を想定すべきだ。 私は彼女の夢のために身を削る。いつしか人気にな

    • 借金返済アカウントを始めて有名になりたい。

      今年の初旬に大きな出費が重なったのがまずかった。 まず2月に推しのバースデーイベントがあった。しばらくコンカフェの方は休業するとのことだったのでこれで最後というつもりで全力を尽くした。 その一週間後に推しが某アイドルグループの新メンバー募集オーディションの二次審査を通過し、配信審査に参加することが決まった。 配信審査とは配信をして、それに伴うオタクの課金額を競って合格者を決める審査形式、つまり札束積みバトルだ。 課金されても参加者に何か入るわけではない。課金額以外にも審査員