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両目進捗日記2022年3月4日『小説書きたいね~』

 小説書きたいね。って書いたところで、こういう感じの中山功太のネタあったよねって検索して「ああ、"芸人やめてえな"だった」とちょうどなったところです。

 「youtuberになりてえな~」の感じで「小説一本書きてえな~」って心の中で歌ってる。でも意地でもというか口が裂けても「猿でもできる金儲け~」の部分は歌えねえ。というかメイクマネー全然できてないし、というかメイクマネーするために書いてるわけじゃないし…と言いつつ、もうひとりの俺、矢沢永吉で言うところのYAZAWAが「でもさぁ、成り上がりたいって思うのは、当たり前のことじゃないの?」って訪ねてくるけども、首を縦に振れない。むずい。

 なんていうか最近あれだね、社会をドロップアウトして5年経ってしまって、メイクマネーを全然できてない自分のことを本当に辛い存在であると感じてる。

 うー。と唸り、私は社会のために存在しているわけじゃない、なんて思ってみても、社会から外れていく自分の立ち位置に耐えられなくなっているのも確かで、やっぱりそれの手触りのざらざらに嫌悪感を覚えたら、うー。と唸るしかないのだ。

 だから趣味でやっている小説書きも、どこかで社会との接続に使おうとしているのではないかなって思う。雑念がめちゃくちゃ凄い。

 雑念。そういえば雑念という単語を見ると私はすぐに『雑念エンタテイメント』ってRIPSLYMEの曲名が出てくる。

 それは世代だからだけども、やっぱり世代だからRIPSLYMEがほぼ解散してしまっているという事実も切なくなるし、未だに走り続けているKREVAのえげつなさに心も震えてしまう。

 そりゃKREVAのように走り続けたいよな、なんて思うけども、新作も全然書けていない現状を思うと走り続けるの難しい、コンスタントに新作を作り続けるって難しい、って本当に思うのだ。

 しかし新しい作品はつくらなきゃなあと思う。先日ZINEを作るために過去作品を読み返していてやはり古くなっているなあと思った。

 勿論、それはそこで扱っているある種の時事性の古くなっている部分もだけど、その作品を書いていた頃にはもう戻れないんだなあなんて思ってしまう。

 その頃の自分とは決定的に違っている。細胞は2ヶ月で入れ替わるなんて話があるし、自我はめちゃくちゃに不安定である…なんてテーマも小説や映画でよく出てきますね。そういうテーマらしい映画『ポゼッサー』が気になっています。関西では3月11日から公開だそうです。みたいね。自我が不安定になっているときに見て大丈夫かな?なんて思うけども、強烈な作品を浴びてえ。その衝撃を糧に新たな作品に取り組みてえ、ってことで結局は私は小説を書きたいに帰ってきてしまう。

 何を見ていても、何を読んでいても、何を聞いていても、結局は「自分は何が作りたいかな」って部分に帰ってきてしまう。

 やっぱり書きたいのだと思う。

 でも同時になかなか書けない。

 それは一つには最近はちゃんと向き合えてないなあってもあって、やっぱりいちばん書いていたころは取り憑かれたように書いていたし、同時に書くことに向き合っていたよなとも思う。

 向き合うことから始めたらいいのかな、って思うけども、向き合い続けるのもしんどいし、結局は趣味だから、あまりに向き合いすぎて摩耗してしまうとしんどいのも事実だ。

 という風にバランスをとっているうちに全然書いていない。書けていない。

 一ヶ月に一本は新作を書くぞ!なんて思って、もう2022年は3月。新作は0本で「ふへ~」って声を出してみる。

 「ふへ~」はロボットパルタでパルタが高いところから落ちたときに出すような、そんな声だと思ってもらえればいい。

 とにかく私は「ふへ~」って言いながらでも新作を書かなきゃと思う。何を書きたいか、何を書くか、それすらも何も思いついてないけども。

 そういえば『ロボットパルタ』は先日新作が放送されたらしい。私は録画をした。まだ見ていない。

 私が子供の頃からやっていて、ずっと夢中になっているロボットパルタは新作がまだ作られている。

 まだやっているの!?なんて驚かれたりしながら、その時々の子どもたちにむけて作られて、子どもたちは見ている…のかもしれない。

 以前、子供がパルタのエンディングに合わせて踊っている動画を見たことがある。

 私はそれを見て涙ぐんでしまった。でもその動画もかなり前に投稿されたものになっていて、あの子供も小学生かもしかしたら中学生になっているかもしれない。

 時間は進む。

 時間は容赦なく進む。

 だからやっぱり書かなきゃと思う。

 いつまで書ける?なんて思うような年齢かもしれないけども、でもやっぱり書かなきゃ、書いている人間としては死んでしまう気がする。

 大したものを書いてるわけじゃないけども、書かないでいると、書けていたことも、書けたことも、書きたかったことも、全て忘れて、ただ漫然と生きるだけの存在になってしまいそうだ。

 だから、ちゃんと書きたいな、ちゃんと新作書きたいなって思う。

 そう思って書こうとしたけども、数行書いて「違う~」となってしまう。

 書けねえ~苦しい~となりつつ、やっぱり何度も何度も書くことに向かわなね~って思ってる。

 

 というわけで、書けるまでしばらくこういう感じの日記を日々書けたらと思います。頑張るぞ。おー。


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