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Pickme


Pickmeとは?

引きこもりのクマが最大限役立てるPickmeというアプリで、お小遣いを頂いている。これが面白い副業なのだ。

何ぞやというと、見知らぬ隣人により指定された人が配送される荷物を代わりに受け取り、その後 探しに来る受取人に渡す。中継点となるのだ。隣人というより近隣で、お互い知らない者同士で成り立つのが凄い。昔ながらの人間置き配。

無人置き配が一般化している日本では、というか信頼関係で、まず出来ないシステムだと思う。

フランスの配送事情

そもそもフランスには、日にち指定・曜日指定・時間指定なんていうものはない。配送業の人が来る日が分かったとしても時間は不明。
いつ来るか分からない荷物を待つのだ。

そして不在票が入っていても、車がなければ当日には取りに行けない。
近場で探しに行けるのは数日後なのだ。最近になって郵便局が再配を始めたけれど、それだって当日再配はありえない。

利用する人

ネットで買い物をしたり物を送るとき、自分じゃ受け取れないと分かっている時に、PickmeのKeeperと呼ばれる受け取れる中継人(場所)を指定して、その人のところに荷物が届くようにする。

家にほぼいるけど、うっかり不在標を貰って探しに行くのが面倒くさい人も
利用したりする。

入院してる友達が、私に荷物を預かっといて欲しいらしい。住所というか通りの名前を聞かれてここであってる?と。「うん」と返事したらしばらくしてアプリから、新たな荷物が数日後に到着するとアナウンスがあった。友達に荷物来るよーと報告しといた。

こういう使い方もできるのだ

勿論今まで通り、指定せずに自分で郵便局などの業者の営業時間内に取りに行くことも可能。ただし業者は昼休みが2時間程あるから、引き取りに行くところが近所でも、営業時間の関係で働いていると週末まで取りにいけないことが多い。

Keeperとは?

Keeper は個人だったり店だったり。
配送側も受取人不在がないので楽になる。

時間帯が3時間づつ4つに区切られていて(9−12時・12−15時・15−18時・18−21時)Keeperは、4つの中から家にいる時間帯をアプリに入力。
それが各ショッピングサイトや配送業者の地図上に表示される。
受取人はKeeperの受け入れ時間や距離などで場所(Keeper)を選ぶ。

配送業の人も指定されたKeeperが急用などで留守のとき、近所の別のKeeperの所に急遽中継点を変えるのだ。
全部アプリ経由。

配送は9−15時に集中しているから、その時間に家ないしは店にいることが望まれる。夜や週末は、受取人が荷物を引き取りに来る。

想う

荷物のやり取りをする度に、昔の日本はともかく、現代日本じゃ絶対無理だよなあと思う。

そして受取人は、ほぼ確実に約束の時間に遅れてくるか、突然「今から5分以内に行く」とか言い出すあたり、フランスだよなあと思う。
しかも1時間程度の遅れは珍しくないんだよ。
こっちは家にいるから、いいんだけど。

中継のとき毎回、日本とフランスを想う。

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ボタしゅけ
チップだなんて、そそそんな奇特な方がいらっしゃるとはぁ!ブルブル 嬉しいです。応援、どうもありがとうごさいます。これからも、まったり色々書いていきます!