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アトレーいじり#03 百均ゴミ箱の設置

クルマにはゴミ箱が設置されいないことが多いような気がする。
運転中にちょっとしたゴミを片手で捨てたいと思う人は多いと思うのだけど、なぜだろう。

シエンタ(DBA-NCP81G)に乗っていたときはセンタークラスター(ダッシュボード中央部)の一番下に片手で開けられる物入れがついていた。
そこそこ容量があって簡単に閉じることもできたのでゴミ箱として使っていた。強く引き出すと簡単に外れてゴミの処理も楽だし、水洗いもできてとても使い勝手がよかった。

前車のステップワゴン(DBA-RP3)にはそうしたものがなく、大きめのゴミ箱をカー用品店で購入して、フロントの床の中央に設置していた。
安定させるために底におもりが入っていたので、置くだけで走行中も転がるようなことはなく、便利に使っていた。

アトレーも床の真ん中にゴミ箱を置きたい

アトレーに乗り換えたときもこのゴミ箱をそのまま使いたかった。
ステップワゴンのときのように縦置きすることができなかったものの、横向きにおいてみたらいい具合に収まった。

ティッシュもセットできて便利だった

しかし、助手席に妻が乗ると何かにつけて足がゴミ箱にぶつかるようで、運転席側にずれてきて、こちらも足で押し戻すということを繰り返す状態になってしまった。
そこでサイズの小さなものに買い換えることにした。

カー用品には適当なものが見つからなかったので、百均で普通のフタ付きゴミ箱を買ってきた。
転がりにくくするような仕組みはないので、クルマの床に置くだけでは縦長のゴミ箱はすぐに転がってしまった。

ずいぶん色が違うけど同じものです ;

そこで転がらないように細工をすることにした。

我が家の場合、運転席と助手席の間で行き来することがあるので、ゴミ箱を外したときに突起が出るようなものにしたくなかった。ひっかけて壊したりケガをしたりするのが目に見えているからね。
で、ゴミ箱側に出っ張りをつけて、センタークラスターの下側にマグネットでくっつけるような仕組みを考えて、現物合わせで作り始めてみた。

2×4材からこんな形を切り出した
百均で購入した直径6mm 、厚さ3mmのマグネットを使う

木の部品にはえごま油を塗布した。
ペンキと違って材料に油を染み込ませて木材の表面を保護する方法。布などにえごま湯を染み込ませて木材の表面に塗り込んだあと、乾いた布で拭き取るだけ。

塗りムラなどの失敗がないし、えごま油は人にもやさしいらしいので好んで使っている。

使ったのは太田油脂の「匠の塗油」という製品。
色は「久米蔵色」で、骨董品みたいなしぶすぎる仕上がりになるのはわかっていたのだけど、なかなか消費できないので使ってしまった。

乾いてからドリルで少しザクリをした穴にマグネットを押し込んで部品は完成。
ゴミ箱に木ねじで固定した。

内側から木ねじで固定

ダッシュボード側には百均のマグネットテープを貼り付けた。

マグネットテープってはじめて使ったけどなんかイマイチ
一応完成

こんな感じでセットすることができた。
ゴミを捨てるときは、ただ持ち上げれば外れるし、ゴミ箱をどかしたあとに突起物は残らない。

一応、完成なんだけど、マグネットテープにマグネットをくっつけてもしっかりとは固定できない。なんとなく付いてはいるけど簡単に外れてしまいそうな感じ。

普通の鉄板を両面テープで貼り付けたほうがしっかり止まったかもね。
少し使ってみた感じで改良するかも。



2023 / 6 / 19

2023 / 8 /13 追記
ゴミ箱を設置してしばらく使ってみた感想。
やはりマグネットの固定が弱い感じ。簡単に外れてしまう。それでも走行中に倒れたりすることはいので不便というほどではないのだけど。
フタを開けた状態で固定できるようにフタ側にもマグネットを付けるといいかも。

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