定年後 640 日目 YouTuber というには微妙な3つの疑問 (2023年の振り返り)
今年、私の YouTube はだいぶ変わった。
これまでは内容にこだわりすぎて、なかなか動画を作ることができなかった。あまりにも作れない状態によくないなぁと思っていた。
ムズカシイことは考えず、体裁が悪くても自分のできる範囲の動画づくりを繰り返すスタイルにしたほうがいいようにも思っていた。
そんなとき、林さんの「僕はVlogが撮れない」という動画を見た。
日常の出来事を短いカットで繋いで、それぞれに簡単なコメントを付けていくというもの。まさに日記的感覚。まさにVlog。
この動画を見て、これなら自分にも真似ができるかも知れないと思った。
林さんのような作品にするのはムリだけど。
林さんは撮影だけができないという意味で「僕は Vlog が撮れない」というタイトルを付けたらしい。私は企画も撮影も編集もダメなので「僕は Vlog が作れない」というタイトルにした。
で、今年になってから日常を扱った数分の動画を作り始めた。
撮影が下手でも画質が悪くても、とにかく編集してアップしてみた。
どこまで続けられるか試すために通し番号をふってみたりして。
意外なことにこの動画づくりは一年間続いた。
正月に始めた「僕はVlogが作れない」シリーズは 70 本にもなった。
それ以外にアップした動画も 3 本。
つまり 5 日に 1 本のペースで動画を作ったことになり、自分でも驚いている。
このマガジンのタイトルは「定年100日後にyoutuberになりたいヒト」。
100日目はと〜っくに過ぎていて、タイトルの目標は達成できなかったのだけど、今年を振り返ってみて YouTuber といえるようになったか、ちょっと考えてみた。
定年後 100 日目の note でこんなことを書いていた。
「私の youtuber のイメージは、一定の動画を定期的にアップしていて、ある程度のフォロワーから、「あの人のチャンネルはこんな感じだよね」と認知されるような人」
ポイントは3つ。
(1)動画を定期的にアップしている
(2)ある程度のフォロワーがいる
(3)チャンネルのイメージがまとまっている
各ポイントを検証するとこんな感じ。
(1)動画を定期的にアップしている
これは数値の問題なのでクリアできたと言えるかも知れない。内容を別にすればね。
数分程度の動画ばかりで、クォリティも基準に達しているか疑問なので、「動画として数えられない」と言われると困るのだけど。
(2)ある程度のフォロワーがいる
フォロワーがせめて 1000 人くらいでなければ Youtuber とは名乗れないんじゃないかな、と思う。定義があるわけではないので、コアなファンが居たりすればもっと少なくてもいいのだろうけど。
私のチャンネルのフォロワーは 29 人(爆)。この時点で失格だよね。
ちょっと言い訳をすると、内容が本当に個人的な日記みたいなもので自分が見るために作っている動画がほとんど。
人に見てもらおうというスタンスではないので、積極的に広報していないし「登録者を増やすためのアレコレ」みたいな取り組みも全くしていない。
それでも友人知人以外の方が登録してくれることもまれにあるみたいで感謝している。
(3)チャンネルのイメージがまとまっている
この点も微妙。
一応動画の枠組みはだいたい同じなのだけど、カメラがスマホだったりジンバルカメラだったり一眼だったりするし、内容もバラバラ。初期のころは 5 倍のスローモーションにこだわっていたりして「あの人の動画って…」というイメージにまとまっているかは疑問。
そんなわけで YouTuber になれたのかというと疑問がいっぱい付くのだけど、昨年までに比べると多少の進歩はあったと言えるんじゃないかな、と思っている。
やっぱり繰り返すことが大切。続けることが大切。
来年も本当の YouTuber 目指して続けてみようと思う。
では、来年もよろしくお願いします。
2023 / 12 / 31