自分のことが好きじゃないと友達が出来ない
私はこの数年友達が新しく出来ていない、増えないので当然年々減っている。いつの間にかSNSアカウントをリムーブされたりブロックされて人間関係がどんどん縮小している。それを自覚して危機感を持ち始めた。どうしてだろうか?
私が友達と言える人で最後に出来た時期を思い返すと、高校を中退した少し後ぐらいだと思う。そして出来た場所は高校の時のコミュニティだ。
別にそれ以降も人と関わらないということはない、バイト先とか飲みに行ったりとか選挙の手伝いとか諸々の場所で新規の登場人物は出てくる。けど申し訳ないけれどあまり彼らを私は友達と認識していない。
どうにも私は高校を辞めた時に自分の人生が終わったと思っていて、それからずっと悪夢を見ているか、何かの罰で刑務作業で人生をやっているものだと認識しているみたいだ。
このリアルを本当の自分ではないとずっと思っている。正しく認識すれば耐えられないから感覚を麻痺させているのかもしれない。『カイジ』の利根川先生の言うとおり仮の人生だと思ったまま老いて死ぬ時に全部本当だったと気付くのだろう。
さて刑務所の中にいるのにそこで新しく人間関係を作るなんて発想しないだろう。高校時代からのツイッターだけがたまに面会に来てくれる有難い友人だ。ツイッターを通じて私にとっての娑婆と関われる。ただ面会に来てくれる人の人数は少しずつ減っていってる。
私のやるべきことはこの自分にとって刑務所だと思っている世界と仲良くすることか、努力するなりして「本当の自分」になってこの刑務所から出て行くか、その二つに一つしかないだろう。