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「なぜ本を読まなくなったのか?ネット時代の情報と知識の差とは」

⚫️ワイドスクランブルに三宅香帆さんが出てた件

まとめると、、、

読書離れの歴史と背景について

1. 教養の必要性が減少
  - 小説やビジネス書を読むことで社会の波に乗る必要性が薄れている。
  - 教養を得ても、社会全体はあまり変わらないという感覚がある。

2. 情報の効率化
  - ネットニュースでは必要な情報に最短でアクセスできるため、長い文章を読む必要が少ない。
  - 興味のない内容でも、ネットでは目に入ることがあり、ノイズも含まれる。

3. 情報と知識の違い
  - 「情報」は知りたいことに絞られるのに対し、「知識」はノイズと知りたいことが混在している。

4. 読書の意義
  - 読書は、自分から遠いものや一見関連がないように見える知識に触れることができ、後に自分に結びついてくる可能性がある。

このように、現代では即時に必要な情報を得ることが優先される一方で、読書には短期的には得られない深い知識や新しい視点に触れる価値があるとされています。

⚫️三宅香帆(みやけ かほ)さん

1994年生まれの文芸評論家・書評家・作家として知られています。京都大学大学院で万葉集を研究し、その後、書店「天狼院」で店長を務めた経験から、本に対する深い愛情を持つようになり、書評家の道に進みました

彼女の著書には『人生を狂わす名著50』や『文芸オタクの私が教える バズる文章教室』などがあり、書評や批評を通じて多くの読者に本の面白さを伝えることを目指しています。また、古典文学の解説本『妄想とツッコミでよむ万葉集』では、難解な古文をわかりやすく楽しく紹介するアプローチで注目を集めています

三宅香帆さんは、現代社会での読書の意味についても深く考察しており、特に「忙しい現代社会でいかにして本を読む時間を作るか」というテーマに関する著作も手がけています。効率的な情報収集とじっくりとした読書の両立を重視し、読書の重要性を社会に訴えています

彼女の活動は、書評や批評を通じて、より多くの人々に本の魅力や重要性を伝えることに貢献しています。

⚫️私は読む時にまとめて読む


20代まではかなり読んだ
でも、読書家ではない
そう言う時代だったよね

特に子供の頃は親が本好きだったから、早くから本を与えられていたこともある。

例えば、誕生日に織田信長を買ってもらったら、夏目漱石をセットにされた。

一番は、河津南小学校の時、教室がたりなくなって、私のクラスは図書室に間借りすることになった。

素晴らしかった

新刊が入ると、片っ端からよんだ、
なんて言うのかな、
例えば怪盗ルパン全集みたいな、10冊以上がセットで入ってくるわけ
それを片っ端から読むのよ

古本が嫌いなので、他人が読む前に読みたいから、慌てて読んだ。
だから伝記集全巻、シートン動物記みたいな動物記、昆虫記、植物記とか、全巻、ホームズ、怪人二十面相全巻とかね
最後は、学研の学習カラー百科事典にハマってた🤭

受験期は、受験用の本になるので、趣味的な読書は減るのだけど、大学の生協で本が安く買えるので、馬鹿みたいに買ってた。

⚫️そんな中で、徹夜で読み続けた本

陳舜臣の小説新十八史略【全6巻】だ、今は文庫本になってて便利。
歴史大好きなんだけど、中国史がわからなくて、読み始めたが
人生で最も面白かった本と言い切れる。学び多すぎ。

日本の誰かのエピソードが大元は中国だったことがわかる、大岡裁きとかね。

陳舜臣の『小説十八史略』は、中国の古典歴史書「十八史略」を基に、歴史的な出来事を小説形式で再構成した全6巻の作品です。このシリーズは、単なる歴史書ではなく、物語性を持ちながら中国の歴史を幅広く紹介するため、歴史や文化、故事成語までを学ぶことができる魅力的な歴史小説となっています。

物語は、中国古代の神話的な時代から始まり、殷、周、秦、漢、三国時代を経て、唐、宋に至るまでの中国の重要な歴史を描いています。特に、英雄たちの活躍や、王朝の興亡、そして戦乱の中で繰り広げられる人間模様が臨場感豊かに描かれています。巻頭には登場人物の一覧、巻末には地図が付いており、読者が歴史の流れを把握しやすくなっています

この作品は、中国史にあまり馴染みがない読者にも楽しめる構成となっており、陳舜臣特有のユーモアと鋭い歴史観が随所に盛り込まれています。また、文庫版では手軽に読むことができ、全巻を通して読むことで、中国の広大な歴史を楽しみながら学ぶことが可能です


⚫️ネットがあれば読書は不要か?



1. ネットの利便性
  - ネットは瞬時に必要な情報を得る手段として優れており、短時間で多様な情報を集めることができます。
  - 特に最新のニュースやトレンド、調査がすぐに必要な場合には便利。

2. 読書の価値
  - 読書は単なる情報収集だけでなく、深い洞察や複雑なテーマについてじっくり学ぶことができます。
  - 本は体系的に書かれているため、断片的ではない包括的な知識を得ることができる。
  - 読書には、過去の思想や文化、人生観を学ぶことで、自分の価値観や思考を深める効果がある。

3. ネット情報の課題
  - ネットは情報の速さと量に優れる反面、信頼性が低い情報も多く存在し、判断力が必要です。
  - 情報は断片的で、一貫したストーリーや深い洞察が得られないことが多い。

結論:
ネットがあれば読書が完全に不要というわけではありません。ネットは即時的な情報収集に適している一方で、読書は深く、広範な知識や洞察を得るために重要です。両者は目的に応じて使い分けるべきです。

⚫️齋藤孝ゼミ

で、齋藤孝教授は
声に出して読みたい日本語で
メジャーになっただけあって
読書の重要性を語る

ゼミでは週に一冊カラマーゾフとか読んできて語れないと仲間に入れない

だから、四月には部屋から溢れていたゼミ生が、三月にはいつものレギュラーメンバーしかいなくなってた。
まー明治の限界やね😆

教授はゼミの後の飲み会で
本嫌いな若者に「せめて漫画だけでも読んでくれ」と訴えていたのが懐かしい🤭

あっごめん
偉そうなこと言ってるけど

身体論の先生なので
頻繁に四股踏んだり
演技とかダンスみたいなことやる

そう言う小っ恥ずかしいテーマの時は、休んでたものだ🤭

Sゼミに入らなかったら
カラマーゾフとかヘッセ、カフカとか
人生で分厚い海外純文学読むことは、なかったと思う

一番難しかったのは
ミハイル・バフチンの「ドストエフスキーの詩学」かな

⚫️本を楽しむとは?

私が齋藤孝ゼミに入ったのは
教育実習対策に教育ゼミに入ろうと
して、たまたまコマが空いてたら。齋藤孝さんが無名だった頃だし。

でもね文学部の教育ゼミなので
ほぼ読書会だった
私のような社会学系の学部の人は初めて本気の文学部の輪に入ることになる

レベルの差に愕然

正直、読書は流し読み
知識の源泉としている社会学系の人は
純文学の心の動き、機微とか
読む習慣がついてないので
会話についていけなかった

一行拾って心の動きを議論するのだけど、特にドストエフスキーすげ〜とかやるところが、ほぼわからんかった。文学部の本好きってすげ〜なと思ってた。

私は特にひどくて、歌でも歌詞は聴かないし(歌詞が良いの意味不明)、本はビジネス書大好き、特に歴史やドキュメンタリー、できれば主観は無い方が楽しめる。

作り話は苦手

そう、本好きな人と『本の楽しみ方』が違ったことを思い知った。


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