夢はいつだって、人生を輝かせる
⚫️時代の変わり目に時代を変える
作品名
「ミセス・ハリス、パリへ行く」
おばーちゃんの話さ
観たかったわけではなくて、
amazon prime videoで、吹き替え版が無料だったから。
仕事やスマホしながらだと
字幕映画は見れない
だから、タイパを稼ぐため
最近は吹替版ばかり
意外とここ重要
字幕版除くと見られる映画やドラマが限られている。
あっ日本の作品はほぼ見ないので、見られるのは、半分(洋画)の半分(吹替版)くらいになってしまう。
そんなわけで
ジャケ絵もおばーさんの
さえないタイトルの映画を
見ることになるわけ。
だから、「洋画吹替縛り」は
新たな出会いを生むんだよね
⚫️不覚にも感動した
もう序盤から醸し出す
先行き感
とにかくシンプルだ
このミセス・ハリスが
パリに行こうと思って
本当にいくところ以外は
取り立てて複雑な事情はない
ただね、迂闊にも
時代設定を意識してなかったので
この時代のイギリスやフランスの背景がわかるなくて、少し戸惑った。
そして、もう一人の主役“クリスチャン ディオール”だ
ここは少し大事
ファッションに興味があれば
きっと数倍楽しめる。
私のようなオートクチュールが
何かも知らなくても
感動できるのだから。
⚫️ポジティブなおばーさん
とにかくポジティブなんだよね
でも、それなりに不満もあって
言いたいことははっきりいう
いや、これおばーさんじゃないと
話にならない物語
もちろんチャーミングなんだけど
まー我々には関係ないよね
ポジティブな彼女も
金持ちなわけでは無くて
家政婦で生計を立てている
まー普通の年配女性
それがね
ポジティブなんだけど
いろいろ切ない思いもするわけよ
世の中そんなに甘くないんだよね
思う念力岩をも通す
どうしても素敵なドレスが欲しくなった彼女はパリのオートクチュールで素敵なドレスを買おうと心に決める
おそらく誰もが
他に使い道あるだろって思うはず
でもね、歳をとるとわかるんだよね
私は親が要介護世代なんだけど
どこにも出掛けられなくなると
「生きる」ということに向き合わなければならない
若い頃の「切ない」は一瞬だけど
お年寄りには
日常になっていく
どんどん身体が動かせるようになる子供と違い
どんどん動かなくなる
そんなことを考えながら見ていると、オートクチュールの素敵なドレスが欲しいというとんでもない夢が、とても羨ましくなる瞬間になる。
ネタバレになるが
彼女の支えになるフランスの若い二人には、本当に癒された。
その時代の人だからあたり前かもだけど、純粋ですてきだった〜
⚫️補足するとね
シンプルな設定と何人かの登場人物がそれぞれとてもいい味出してるのは、素人の私でもわかるのだけれど、
実は英仏を代表する女優の好演が光ったようだ。
そしてロングラン上映された人気作だと知った。
【原作】もうすぐ60歳の家政婦さんがディオールのドレスに恋をした!
映画『ミセス・ハリス、パリへ行く』
2022.11.18(金)公開
本当に素敵な映画と出会ったと思う。
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