CNN English Express 6月号のこと。数とリテンションについて
CNN English Express 6月号をやり始めた。もうすぐ8月号がでるというのに。
しかし私はCNNEEは2,3ヶ月に1回しか買わないので別にいいのである。
というか先日のAmazonプライムデーまで買うのを我慢していたのである。
とはいえやり始めると、もっと早く始めておけばよかったとも思うのだが。
いつもどおりBasic Trainingから始めるが、いきなりscientistが聞き取れなくて軽くへこんだ。まあいつものことだけど。
そうそう、6月号を買った理由のひとつは、だいじろうさんのインタビューが掲載されていたからだ。
素敵なインタビューだったとだけ言っておこう。
インタビューといえば、クラーナっていう買い物アプリのCEOと、ExpediaのCEOのインタビューも笑けるくらい聴き取れなかった。
最後のアンダーソン・クーパーのショーはまあまあ聴こえた。米国におけるアジア人差別というCNNらしいテーマだった。スター・トレックなどで知られるジョージ・タケイも出演してた。戦前生まれで、日系人収容所も経験してるとは知らなかった。当然にもUnited States of Japanを思い出したのである。
アメリカの大学はなぜアジア人にマイナスの下駄を履かせるのかとか、それ以上いけないツッコミがなかったのは残念である。
その他、いつものアシュリー・ウィランズ先生の意識高いトーク、関正生先生による倒置のレクチャーなど楽しめた。
さてここからが本題。
6月号は表紙にあるとおり数特集だ。トレーニングの最初のほうが、ただ数字を読み上げていくだけなのだが、これを書き取ろうとして爆死した。
6桁までは大丈夫だった。つまりhundredが2回までは大丈夫だった。しかし7桁以上、つまりmillion以上は無理だったのである。日本語なら100万くらい余裕だし、なんなら10億くらいの桁までいけると思う、たぶん。
ここで注意してほしいのは、リテンションである。つまり聞きながら、3桁ずつ書き取るなら、billion超えてもいけると思うが、1回聞き終わってから書き取ろうとすると途端に難易度が上がるのだ。
なるほど、短期記憶が弱いからリスニングがへぼいんだな。なにかの本で、第二言語のリスニング力とワーキングメモリは相関するって読んだぞ。
また、阿部公彦先生の著書で、固有名詞に注意して聞いてみなさいって書いてあったと思う。
固有名詞に加えて、数に着目してみるのもいいかなと思ったのだった。
リスニングの授業なんかで、教師が空所を作ったスクリプトを配ることがあるが、数字によってそれに近い効果を作り出せるのではないかと思ったのだった。
というような感じで、様々な発見があったので、CNNEE6月号もっと早くやっとけばよかったとも思ったのであった。