守田英正『「ずる賢さ」という技術 日本人に足りないメンタリティ』読んだ
面白かった。
守田英正が高校、流経大、川崎フロンターレ、サンタクララ、スポルティングCPへとステップアップしていく過程を自ら綴ったもの。
日本人に欠けているずる賢さが主題なのだが、私が嫌いなちょっと当たられただけで大袈裟に痛がるあれとかの話題は少ない。試合の序盤でわざとトラップを大きくして、こいつ下手なんちゃうかと思わせて食いつかせるみたいな。
あとは、普通にどういうポジションとってフリーな人間を作るか、奥様との馴れ初め、三笘は絶対に海外で活躍すると思ったが旗手の活躍は予想外、などなど。うえに上がって行く人は色々と考えてるんだなあと感心した。
本書はカタールワールドカップの前に出版されている。よって初戦のドイツ戦への意気込みなどが語られており、ワールドカップ前に読んでおけばよかったと後悔したのだった。
また守田はポルトガルで満足しておらず5大リーグにステップアップしたいらしい。早くプレミアリーグで見てみたいね。
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