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この世界の真の姿

魚川祐司さんがフリスタに寄稿されたエッセイをなんとなく読んだのだ。

世界にたいする違和感(Unheimlichkeit)について、それを感じるすぎるのがおかしいのだと言われていてなんだかホッとした。

私はあんまり違和感とか感じることはないけど、物事の構造とか背景について知りたいし、知らないとなんか気持ち悪いと思ってしまう。

もちろん森羅万象について知ることはたぶん不可能だし、10代からずっとこつこつ勉強を続けているけど、いまだに知らないことだらけだ。例えばこのWebサービスがどのように動いているのかわかってない。

優先度の高いものからやっていくので、IT関連はとりあえず使えればいいというレベルで我慢している。

もちろん優先度が高いのは仕事である。

そんな中、患者・利用者を前にして
「自分が担当じゃなかったら、この人はもっと良くなったんじゃないのか?」
と考えることがあるのではないだろうか。

めちゃくちゃある。

だから仕事のことは、たとえ情熱を失っても、辞めるまで勉強し続けるだろう。

でもそれは当然のことではないらしい。良くわからないことがあると気持ち悪いという感覚は普通ではないようだ。

自分以外の人間がおかしいのではなく、自分がおかしいのだと、魚川さんの文章を読んでわかった。安心した。

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はむっち@ケンブリッジ英検
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