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汁も知らぬも逢坂の関

2月以来ゴタゴタしていた大津市民病院の件、行き着くところまで行き着いてしまった。

京都大学は派遣していた医師を全員引き揚げることになり、発端となった京都府立医大産婦人科前教授が理事長を辞任、同じく京都府立医大出身の院長も引責辞任することになった。

理事長が退職金満額もらってるとか、院長辞めたけど院長代行に就任して同じだけ給料もらってるとか面白い話もあるがおいておこう。

この記事で、外科は大阪医科大学が4人派遣してくれることになった件が書いてある。大阪医大にそんな迅速に1チーム送れるだけのマンパワーがあったのに驚いたが、150から300万円ほど年俸に追加されるとのことだ。まあ緊急時だからしょうがないが、前から在籍する医師の間でわだかまりが生じることは避けられないだろう。

こういうややこしいことになるから各地の病院は大学病院と良好な関係を保とうとするのだし、前理事長はどこまで強気に出れるかの判断を誤ったということになろう。通常は、大津市民病院のような複数の大学が相乗りしている施設の管理職は特に気を使うのだが、、、

そもそも大学病院がこれほど力を持っているのはなぜか。

医局とは通常は病院の医師の控室というほどの意味だが、大学の医局というとまた別の意味である。

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今まで200円くらいで販売していた記事を50本程度収録する予定。

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