2021年11月振り返りと令和3年12月の抱負とお知らせと
気がついたら12月になっていた。いつも言っていることだが時間がますます加速しているように感じられる。
11月はこれといったイベントもなく、毎日コツコツ仕事や読書や勉強に励み、スキマ時間にサッカー、野球、卓球を観ていたら終わっていた。
私の人生も消化試合に入りつつあり、もはや大きなことは望んでいない。こんなふうに毎日淡々と積み上げていくことができれば十分に幸せである。
noteの毎日更新はもういいかなと思っているのだが、消化試合なりに毎日書きたいことがあったために11月も毎日投稿していた。
12月はまずケンブリッジ英検C1 Advanced、通称CAEがある。最高峰のCPEを受けないのは、今回は東京でしか開催されずしかも速攻で満席になってしまったからである。とはいえCAEだって英検1級よりはだいぶ難しいので物足りないなんてことは絶対にない。目標はCEFR C2認定だけど、届くかどうか微妙なところである。
続いて国連英検特A級の二次試験だ。1年ぶりなので楽しく受験したい。もちろん合格したいとも思っている。
今年の第1回目は一次試験であえなく散ってしまったのでね。
それで最後にお知らせなのだけれど、この記事で、5月は翻訳作業まっさかりで国連英検は準備がほとんどできなくて落ちたと書いた。
その翻訳が来週くらいから全国の書店に並ぶ予定である。
友人の青野浩氏との共訳である。
作業は春先から取り掛かっていたのだが、なんとか年内に出版に漕ぎ着けられそうで感無量である。
内容については近日中にここで詳しく述べる予定なので、本日は簡単に紹介しておこう。本書は2015年に、古典的感染症(天然痘、腸チフス、黄熱病など)のアメリカ合衆国における展開およびその対策をテーマとして上梓された。著者ヴェルナー・トレスケンは経済史家で、このように公衆衛生を得意としていたのだが、2018年に新型コロナウイルスを見ることなく亡くなっている。
日本とはあまりにも異なる、アメリカの思想的あるいは政治的背景と感染症対策についての物語は、この疫病禍の中でこそ日本の読者に届ける価値があると信じている。
ぜひ多くの方々に手にとっていただきたい。なお明日までAmazonのブラックフライデーなのでポチっていただけると幸いである。