#906 蹴球論79|2024年 北中米W杯アジア最終予選 第6節 日本vs中国
図らずして、ワールドカップ2026北中米のアジア最終予選の全試合のレポートを書くのがノルマになってしまったので、本日は後半戦の第1試合である中国戦についてレビューを書きましょう。
年内最後のアウェー2連戦、初戦のインドネシア戦は快勝に終わりました。
そして今回の中国戦ですが、前回はホームで7-0で圧勝しています。
しかし、中国は最近の2試合で連勝しており、更に前節も雪辱に燃えているでしょうし、そして何といっても今試合はアウェーです。
20年前のアジアカップを彷彿とさせますね!
マッチレポート
スターティングイレブン
布陣は変わらず3-6-1ですが、前回のバーレーン戦から5名、大きく変えてきましたね。
故障の谷口に代わって前回は橋岡でしたが、今回は瀬古、上田に代わっては前節同様小川がです。
そして疲労の影響か、チームの底上げ目的か、守田に代わって田中碧、堂安に代わって伊東、三苫に代わって中村がスタメン。
関係ないですけど、伊東純也はあの騒動がありましたが、もう周りのクソみたいな雑音を無視してシレっと試合に出続けて、まったく問題なくなってます。
もう松ちゃんも、うるせー復帰反対派の声を無視して、シレっと戻っちゃっていいかもですね・・・
で、例によって日本の国歌斉唱時にブーイングという始末!腹立ちますね!
もうこの国に民度を求めても無駄なんでしょうが・・・
前半
そんな感じでブーイング以外にもレーザーポインターやラフプレーなど中国らしいアウェイの洗礼を浴びつつ、それでも日本メンバーはたくましいですね。
ハイライトしか見ていないのですが、特に久保君がキレキレでした。
リオネル・メッシの如く、小さい体でキレキレのドリブルで中国DFを切り裂いて、左足を振りぬくもキーパーが必死にセーブ。
コーナーキックです。
そんな久保君のコーナーキックから、小川が完璧なヘッドで合わせて先制!1-0!
サウジ戦に引き続いてコーナーからのヘッドで、最終予選3ゴール目!
限られた出場時間の中でこの決定力は素晴らしいですね。
東京五輪世代のエース候補と言われながら、ジュビロで伸び悩んで五輪でも代表でも上田にエースの座を奪われた格好の小川でしたが、もう肩を並べたと言っても過言では無いですね!素晴らしいです。
そして勢いに乗る日本は後半ロスタイム、またもコーナーキックから伊東のキックを町田がそらして、最後は板倉が豪快にダイビングヘッド!2-0!
後半
で、後半開始ですが、ハーフタイムで中国はしっかりと建て直し、開始早々に右から崩され、1点を返され2-1になるも、焦らない余裕の日本。
その直後に右から伊東が完全に振り切って完璧なクロスをあげて、中央で小川がまたも頭で合わせて3-1.。横綱サッカーですね。
途中から入った鎌田が田中碧と繋いだ展開とかもなかなか熱い感じでしたが、とにかく圧倒。思わず変態が乱入したようですね笑
そして気付けば、3-1で快勝です。
アジアカップ決勝の中国戦も3-1だったので、このスコアに縁があるんですね。
まとめ
そんな感じで圧勝です。
三苫・堂安・守田がいなくてもしっかり勝てるのは素晴らしいですね。
ハイライトを見る限りでは久保くん以外では伊東が相当良かったので、右アウトサイドは伊東で、堂安はシャドーで共存しているのも見たいですね。
折り返し地点を迎えて5勝1分で勝ち点16と圧倒!
そしてサウジがインドネシアに敗れて、2位のオーストラリアが勝ち点7、それ以外の4か国が勝ち点6というスーパー・カオス展開ですが、更に高みの見物を決めこめそうで、なんと次節のバーレーン戦に勝利すると勝ち点19となり、3位のチームが勝って勝ち点9になったとしても、勝ち点差が10となり、残り3試合で差を詰める事はできない=日本の2位以内が確定し、8大会連続8回目のワールドカップ出場にリーチですね。
しかし、こんなリードしているからポジショントーク的な感じで言うわけではなく、やはりアジアから8.5枠は多すぎですね。
もう少しヒリヒリした展開が欲しいので、決定を覆すのは難しそうですが、やはり32か国ルールでやりたいですね・・・
以上、そんな感じで2024年の代表選は終わります。
後はJリーグですね!残り2試合、なんとか奇跡の札幌の残留を期待!!