見出し画像

私立恵比寿中学との出会い その数奇な運命

一度目偶然、二度奇跡。三度目必然、四運命。

『仮面ライダーキバ』第25話より

日本の九人組女性アイドルグループ、私立恵比寿中学(エビ中、えびちゅう)。一年ほど前、私は彼女たちに出会いました。
この記事では、その出会いについて、そして、その出会いを彩る数々の偶然・奇跡・必然・運命について、記します。

なぜわざわざこんな記事を書くのか。それは、エビ中との出会いを人に説明するときに必ずモゴモゴしてしまうからです。読んでいただければわかるのですが、なんとも人に説明しにくい経路で出会い、共有困難な運命の悪戯によって好きになってしまったため、とても一言では表しきれないのです。ならば、一言と言わず、言葉を尽くして説明し切ってみよう。そんな試みの結果がこの記事です。

エビ中を知ってから一年しか経っていませんが、私にとっては紛れもなく「エビ中は人生」です。厳密に言えば、「これまでの人生がエビ中を好きになるためにあった」と思えるほどの数々の偶然が重なっています。「こんな経路でエビ中を好きになる人もいるんだなあ」という一つのサンプルとして、読んでいただければと思います。

ラジオ「知らねえ単語」→「乙女新党」→・・・

2024年1月21日
どのくらい有名かわからないのですが、「知らねえ単語」というゆるい雰囲気のPodcastを聞いていました。

その中で、乙女新党というアイドルグループの「ボクだけの世界」という曲が紹介されました。何気なくサブスクで聴いてみたのですが、普段アイドルをそんなに聞かない自分になぜか刺さってしまい、その日はずっとエンドレスでヘビロテし続けるほどにハマってしまいました。

なんだこのグループはと思い、これまた普段ならそこまでしないのですが、メンバーの名前などを調べだしました。そこで驚きます。なんと、朝ドラ女優でもある「葵わかな」の名前がそこにあったのです。「スカッとジャパン」で出てきためちゃくちゃ可愛い女優としか認識していなかった葵わかな。まさかアイドルだったなんて。そんな情報を提示されたら、当然Youtubeで検索してしまいます。「葵わかな_乙女新党」。

ヒットしました。これは99%違法アップロードで、普段の自分だったらリンクを貼らないのですが、これはもう歴史資料だと思って貼ってしまいます。これです。

め、め、めちゃくちゃ可愛い!!!!!!!!!想像を超えてきました。そして、繰り返し何度も見ているうちに、じわじわと気づきます。

この曲、何気にめちゃくちゃ良くない???

この動画で葵わかなが踊っている曲は「仮契約のシンデレラ」という名前で、この時点では乙女新党の曲だと思っていました。あまりにも曲が良いので、この曲の本家映像が見たい。そう思って検索をかけ、ついに辿り着きました。

私立恵比寿中学「仮契約のシンデレラ」。なるほど、この曲はカバーだったのか。それに、キーが違います。葵わかな版を聴きすぎたため、原曲の方が違和感がある。しかし、本家もめちゃくちゃ良い。いや、本家良すぎない???

エビ中との出会いということで言うなら、ひとまずこのタイミングを「出会い」として良いような気がします。もうすでにここまでの段階で、人に説明しようと思うと絶対にどこかを端折らないといけません。「知らねえ単語」→「乙女新党」→「葵わかな」→「仮契約」という連想ゲームはいくらなんでも共有不可能です。

そして、ここまでだけであれば、ただ良い曲に出会えたというそれだけの体験で終わっていたと思います。ここからの偶然の連鎖が、私を一歩ずつ沼へと引き摺り込んでいきます。

葵わかなを祝う「柏木ひなた」と、「チャンスの時間」

葵わかなに注目していたところから、その歌っている曲に注目が移ったわけですが、そこからさらに、葵わかなの誕生日をサプライズで祝っている先輩アイドル「柏木ひなた」に注目が移ります。文脈から彼女が私立恵比寿中学のメンバーであったことはわかるのですが、それ以上に何かが引っ掛かります。この名前を私はどこかで見たことがある気がする。

検索をかけて、これまたびっくりしました。

https://youtube.com/shorts/Jtk9HqQGfPg?si=KNkIe4k8begGzKOX

チャンスの時間」。Abemaで放送されている千鳥が司会のバラエティ番組です。その2023年10月8日に放送された回のゲストとして、柏木ひなたが出演しており、私の記憶の片隅にその名前が残っていたのです。
通常だったらゲストの名前を覚えていることは稀なのですが、ひなたが出ていた回の企画が「ユースケよ龍になれ」というもので、個人的な当たり回でした。ダイアンユースケが面白すぎるのは言わずもがな、一時期一世を風靡した「それガーチャー?」を知ったきっかけでもあり、ことあるごとに切り抜きを見返しては爆笑していました。また、ユースケとひなたとのセッションも繰り返し見ており、その影響で名前を記憶していたのです。

自分が特に好きな回に柏木ひなたがドンピシャでゲスト出演していたという事実。エビ中と知らずに実はもう知っていたのだ、という何とも不思議な感覚。これがなければ深追いすることはなかったはずです。
この経緯から、私はたびたび「チャンスの時間きっかけで柏木ひなたを知った」という言い方をすることがあります。正確にはチャンスの時間でハマって追いかけ始めたというわけではないのですが、チャンスの時間がなければハマることがなかったのも事実で、これも言い方が難しいところです。

(余談)2024年6月28日に行われた柏木ひなたYoutube生配信にて「チャンスの時間からの珍ファンです」と軽い気持ちでコメントを送ったら、「そんな人いる!!???!」と本人に驚かれました。上でも書いたように、正確にはファンになったタイミングはもう少し後なのですが、真っ赤な嘘というわけでもない。柏木ひなたがチャンスの時間に出たことで、珍しい経路ではあるものの、確かにここに一人、ファンが誕生しているのです。(余談終)

普通だったらひなた推しということでエビ中というグループを推し始めるところですが、そううまくもいきません。柏木ひなたはすでにエビ中を卒業しています。ここから今の体制のエビ中を推し始めるには、もう少し決定的な何かが必要でした。

「マッシュル」 Creepy Nuts「じゃない方」

ちょうど同時期にアニメ「マッシュル」の第二期が始まっており、オープニング曲であるCreepy Nutsの「Bling Bang Bang Born」が流行り始めていた頃でした。私は偶然リリース日にサブスクで聴いてどハマりしており、後からマッシュルとのタイアップだったと知って驚きました。そして、「BBBB」に聞き飽きてきたタイミングで、ふと気になったのです。

エンディングは誰が歌っているんだろう??

調べて腰を抜かしたのは言うまでもありません。エンディング曲は、私立恵比寿中学「トーキョーズ・ウェイ!」です。

さすがに開いた口が塞がりません。世界には私立恵比寿中学しかアイドルグループが存在していないのか?と思うくらい、エビ中に関する情報に囲まれすぎています。怖い。これはエビ中のメディア露出が数多く存在していることの帰結でもあるのですが、それにしたってピンポイントで、しかも短期間に詰め込まれすぎています。

この段階で運命的なものを感じ始め、柏木ひなた個人から、エビ中というグループへと興味の幅が広がっていきました。彼女たちのメディア出演はもっとないだろうか?調べてみると、ちょうどドンピシャでありました。

「電電電波」 チンチロを観ているアイドル

2024年1月23日。テレ東の音楽番組「あのちゃんの電電電波♪」にエビ中がゲスト出演しています。

「電電電波」では芸人の粗品がマスコットの声を担当しています。私は、「好きな芸人は?」と聞かれたら確実に粗品の名前を挙げるくらいには彼のことが好きなので、このタイミングでのエビ中との共演もかなり運命的でした。しかし、ただ共演しただけではありません。内容も私にとって運命的なものでした。

詳しいことは上の記事に書いてあるのですが、サムネを見ていただければわかるように、粗品コンテンツの中でもかなり治安の悪い部類である「チンチロ」を観ているメンバーが存在していたのです。これはかなりの衝撃でした。この一ヶ月前に行われたチンチロの武道館公演に私は足を運んでおり、その熱がまだ残っているこのタイミングで、沼りかけアイドルからのチンチロ視聴表明。推さざるを得ません。当時の現行メンバーでの推しメンが星名美怜に決定した瞬間です。
そしてこのタイミングでようやく、曲だけではなく、柏木ひなた個人でもなく、エビ中というグループを明確に推し始めました


  • 「知らねえ単語」

  • 「乙女新党」・葵わかな

  • 「チャンスの時間」・柏木ひなた・ユースケ

  • 「マッシュル」・Creepy Nuts

  • 「電電電波」・粗品・チンチロ・星名美怜

といったきっかけのどれか一つでも欠けていたら、アイドルにハマったことのない自分がエビ中を推すことはなかったと思います。それほどに私にとっては運命的な出会いでした。この時期の世界は、確実に私をエビ中にハマらせるために動いていたとしか思えません。改めて思いますが、こんな経緯を一言で伝えられるわけがないですね。


エビ中との出会い、少なくとも推し始めるまでは以上の通りなのですが、ここからも「運命」の連鎖は止まりません。直前に、

この時期の世界は、確実に私をエビ中にハマらせるために動いていたとしか思えません。

と表現しましたが、早速訂正しなければなりません。世界は、ずっと前からすでに、私をエビ中にハマらせるために動き始めていたのです。

「マカロニえんぴつ」 愛のレンタル

2023年1月13日。エビ中に出会うさらに一年前くらいです。ドラマ「100万回言えばよかった」の一話が放送されました。その主題歌を歌う「マカロニえんぴつ」にこの時期ハマりかけていたのですが、妹にその話をしたところ、

愛のレンタル」って曲が良くて、エビ中ってアイドルが歌ってるバージョンも良いよ

とおすすめされていました。

そのときは一回聞いたくらいで終わってしまったのですが、今思い返すと、この時すでにエビ中に触れていたのです。エビ中を好きになる布石は、すでにこの時から打たれていたのでした。

(余談)2024年1月。私が「仮契約」でエビ中の曲に触れたタイミングです。そのとき妹にも「仮契約」をおすすめしたのですが、どうやら妹もそのとき別経路でエビ中の「自由へ道連れ」にどハマりしていたらしく、突然兄貴からもエビ中の話を持ちかけられたと言って非常に驚いていました。その意味では妹も、エビ中とは運命的な驚きとともに出会ったのだと言えます。(余談終)

「脳漿炸裂ガール」 中学時代の思い出

話は二年前にとどまりません。エビ中と出会ってしばらく経った頃、何の気なく柏木ひなたのWikipediaを眺めていると、衝撃的な記述がありました。これまでも衝撃という言葉は用いてきましたが、このときの衝撃が一番大きかったように思います。

2015年7月25日公開の映画『脳漿炸裂ガール』で主演・市位ハナ 役を務める。

Wikipedia「柏木ひなた」より引用

この映画を、当時中学二年生だった私は、劇場で観ています

『脳漿炸裂ガール』。ボカロ曲として有名ですが、2015年に実写映画化されています。中学生だった私にとって、映画館で映画を観る機会など年に一・二回あれば良い方でしたが、ボカロ好きの友達に誘われて観に行きました。

当時はクソガキかつライトな浅いオタクだったので、鑑賞後も
「実写映画はやっぱ二次元には敵わないww」
「主題歌人間が歌ってんのかよ!!そこはボカロだろ!!」
とか言っていたような気がします。

君は八年後、その映画の主演の子がきっかけで、その映画の主題歌を歌っている「人間」にどハマりすることになるよ。そう伝えても絶対に信じないでしょう。

それにしても、こんなにも自分の辿ってきた人生がエビ中という文脈に回収されるとは。最初の方で

自分が特に好きな回に柏木ひなたがドンピシャでゲスト出演していたという事実。エビ中と知らずに実はもう知っていたのだ、という何とも不思議な感覚。これがなければ深追いすることはなかったはずです。

と書きましたが、これの完全なる上位互換です。
自分が中学時代に映画館で観た数少ない映画で、柏木ひなたがドンピシャで主演を務めていたという事実。

柏木ひなただと分かった状態で、アマプラで8年ぶりに『脳漿炸裂ガール』を観ました。ひなたが可愛すぎる。全セリフ、全仕草が刺さる。主題歌も良い。同じ映画のはずなのに、こんなにも見方が変わるのか。
人はこんなにも変わることができるのだということを、この映画は教えてくれました。

「アイドル論の教科書」 エビ中と円環モデル

所属しているコミュニティで定期的に読書会を行なっているのですが、せっかくアイドルにハマったのだからということで、『アイドル論の教科書』という本を題材として取り上げました。この本はアイドル文化を学問的に読み解こうとする本です。AKBについて主に取り上げられているそうなので、この本を参考に、独自にエビ中のことを何かしら分析できたら良いなあ、などと思いながら読み始めました。

驚きました。想像以上にエビ中についての記述が多いのです。著者がエビ中のオタクでもあるらしく、エビ中に関しては、他のグループに比べてやけに詳しく記述されています。

さらに驚きました。本書には、アイドルグループを時間モデルで分析する章があるのですが、そこで提示されている時間モデル(反復・円環・線分・直線)のうち、エビ中は「円環モデル」の代表に位置付けられていたのです。

これがなぜ驚きなのか。これに関してはあまりに個人的なことになってしまうのですが、少し前に自分の人生を徹底的に振り返って分析してみたところ、詳細は省きますが、どうやら私は「回転・循環・円」的なものに執着する傾向があることが分かったのです。そして、全くそんなことを意識せずにハマったエビ中が、「円環モデル」を背負いし者として急に目の前に現れました。自らの人生にべったり密着した抽象的な回転のイメージが、今まさにハマっているアイドルにおいて具象化したのですから、それはもう驚きました。アイドルが、本当の意味で「偶像」として機能したのです。

その興奮のまま書き上げたのが、以下の記事です。

今までの人生で、この記事を書いたときほど文章を書きたいという内発的な動機に囚われたことはありません。もはや、書きたいを通り越して、「書かなければならない」「世界が私の身体を借りて書かせている」とまで感じたほどです。実際、書き始めたときには全く結論が見えていなかったのに、筆が進むにつれて勝手にピースが埋まっていくのです。まるで、ある結論へと世界の側が誘導しているかのような。自分で書いているのに、もっと大きな何かに書かされているような感覚。そのような感覚はこれ以前にも以降にも味わったことがありません。今読み返すと内容の細部には色々ツッコミどころはあるのですが。

急に感覚的で理解困難な話をし出して困惑させてしまっていると思います。すみません。とにかく、エビ中に関する数多の情報がことごとく私の人生とリンクしてしまい、どうしようもなくエビ中から離れられなくなってしまったのだ、ということが伝えたかったのです。

エビ中とお笑いと仮面ライダー

中学時代の私がライトなネットオタクだとするならば、高校時代の私は、「お笑い」と「仮面ライダー」のオタクと言って良いと思います。この二つの文化にどっぷり浸かりました。

エビ中は、この二つの文化をも「回収」していきます。

(「お笑い」との関わりについては上の記事に詳しく書いてあります)

まず、元ゾフィー上田航平が手がけた舞台『天使のように微笑んで財布なくしてガム踏んで』。これにはエビ中の真山りかが主演として出演しています。
私の一番好きなお笑いコンビは「東京ホテイソン」なのですが、上田はそのホテイソンの単独ライブに欠かせない存在です。

2024年3月5日『銀鼠』のカーテンコールにて
左から たける 上田航平 ショーゴ

そんなわけで、上田とエビ中が関わるのはかなり嬉しいことです。

さらに、この舞台の主演は真山りかだけではありません。
蕨野友也。彼もこの舞台の主演を務めています。彼は、『仮面ライダードライブ』にて主人公の最大のライバルであるハート役を演じた役者です。
エビ中と「お笑い」と「仮面ライダー」が、この舞台において合流を果たしています。

それで言うならば、川谷絵音が手がけた舞台『独特な人』も私にとっては似たような構図になっていました。
エビ中からは、星名美怜
「お笑い」で言うなら、ラランドニシダ
「仮面ライダー」で言うなら、瀬戸利樹(仮面ライダーブレイブ)。
この三人が集結しています。

高校時代の自分の趣味も、ここでのエビ中との邂逅を楽しむためにあったのかもしれない。そう思ってしまうような二現場でした。

伝説の対バン 私立恵比寿中学 VS さらば青春の光

2024年9月27日に行われた、『放課後ロッケンロール -HYPER- 2024 私立恵比寿中学 VS さらば青春の光』。

「お笑い」とエビ中の邂逅という話で言うなら、これを外すことはできません。この対バンがなぜこんなにも私にとって伝説なのか。

まず、私が高校時代お笑いにどっぷり浸かるきっかけとなったのが、他でもない「さらば青春の光」です。初めて芸人のライブというものに足を運んだのもさらば青春の光の『大三元』でしたし、とにかく憧れました。私にお笑いという文化を教えてくれたのは、間違いなくさらば青春の光なのです。並々ならぬ思い入れがあります。

他方、大学に入り、未知のアイドル文化にどっぷり浸かるきっかけとなったのが「私立恵比寿中学」です。初めてアイドルのライブというものに足を運んだのも私立恵比寿中学の『私立恵比寿中学 15th Anniversary Tour 2024 ~the other side of indigo hour~』でしたし、とにかく魅了されました。私にアイドルという文化を教えてくれたのは、間違いなく私立恵比寿中学なのです。並々ならぬ思い入れがあります。

この二組が、他でもないこの年に対バンをするというのは、もう私のためのサプライズプレゼントとしか考えようがありません。この一年間という短い期間で、どこまで私の人生の重要なピースを回収していったら気が済むのでしょうか。聞くところによると、本来ならば一年前にオファーをかけていたものの、さらば側のスケジュールの都合により2024年の開催だったとのことで、これもまさに運命です。

内容に関する詳しいレポは、すでに上で挙げた記事で書いたので省略しますが、本当に、さらばとエビ中が肩を組んで歌った「永遠に中学生」は一生の思い出、宝物です。

ありがとうエビ中

エビ中が回収していった私の人生の文脈を今一度洗い出してみます。

  • 知らねえ単語→葵わかな→柏木ひなた→エビ中

  • チャンスの時間→ユースケ→柏木ひなた→エビ中

  • Creepy Nuts→マッシュル→エビ中

  • 粗品→チンチロ→星名美怜→エビ中

  • マカロニえんぴつ→愛のレンタル→エビ中

  • 脳漿炸裂ガール→柏木ひなた→エビ中

  • 回転・循環・円→アイドル論の教科書→エビ中

  • 東京ホテイソン→上田航平→真山りか→エビ中

  • 仮面ライダー→蕨野友也→真山りか→エビ中

  • ラランドニシダ→星名美怜→エビ中

  • 仮面ライダー→瀬戸利樹→星名美怜→エビ中

  • さらば青春の光→エビ中

たった一年で、これだけもの文脈がエビ中に回収されてしまうと、そりゃあ好きになるのも当然かという気がしてきます。

そして同時に浮かび上がるのは、柏木ひなたと星名美怜と真山りかの三人が、自分にとってはかなり偉大だという事実です。星名美怜は、2024年11月にエビ中を去りました。現時点では箱推しに近いゆのゆな推しという感じなのですが、このように振り返ってみると、やはり真山りかの重要性を感じざるを得ません。「エビ中は真山」。その言葉の意味が少しわかったような気がします。

この一年弱はずっと確変みたいな気分でした。それが11月の星名美怜契約終了によって打ち切られ、ようやく正常な感覚に戻った感じです。この確変のような状態を常に期待していたら、遅かれ早かれどこかでその跳ね返りを喰らっていたはずで、確変終了を明確に提示してくれたという意味では、十周くらい回って逆に感謝の気持ちすら少しあります。
これからも引き続き程良い距離感で、エビ中・柏木ひなた・星名美怜を応援していけたらと思っています。

エビ中と出会うことができて、本当に良かった。

いいなと思ったら応援しよう!