ママ友との付き合い方
今回は、よくお悩みでも上がってくるママ友との付き合い方についてお話したいと思います。
そもそも、ママ友って何?というお話ではありますが、
ママになってから出来た友達?もしくはママという役割で出会った友達?
どちらなんでしょうか。
前者は、子供を介さなくても友達、
後者は、子供を介しての友達、
という入り口で始まった関係性のイメージです。
働いていると、ママであってもなくても、日々初めましてで出会う方々が多いので、特に私のようにあまり垣根のないタイプだと、人類愛のように、毎日、知り合いから友人になっていく日々を過ごすことになるわけですが、
たまに、友達ってどこから?みたいな話をすることもあります。
深掘りしていくと、恋愛と同じで、それって付き合ってる?本人たちが認め合ってれば、別に外野がどうこう言うことじゃなくない?というのと同じで、なんでも話せる=友達でもないし、長く友人=親友でもないと気づかされるわけです。
そして、かつては親友だったかもしれないけれど、生活環境の変化や、価値観の違いから、今めっちゃ仲良しかと聞かれればそうでもないということも多々あります。
なので、友達も変化するということですね。
それは、すごく自然なことなので私は流れに身を任せるタイプです。
それに性格的に、過ぎたことにはあまり興味ないというのもあります。
忘れちゃうしねw
先日、小4女子の会話に混ざって話していて、マジか、、、と思ったことがありました。
女子たち、とにかく、すぐに喧嘩をする。
毎日のように遊んでたのに、些細なことで喧嘩をし、遊ばなくなる。
かと思えば、また仲直りして遊ぶ、というのを繰り返している様子。
思わず、「なんでそんなに喧嘩するの?」と尋ねてみましたが、
返答は「他の子と遊びたいって言ったら怒った」とか「私の家に遊びに来て、バッグを壊された」とか、そんな理由です。
私からすると、ちょっと考えられない。
たしかに、昔も怒りっぽい子はいました。
神経質というか、気にしいというか。
何かあると、あの子って、、、みたいな話をし、自分と違う面があると、おかしくない?と、事を大袈裟にする子。
アメリカから帰国し、日本の区立に通い出した時には文化の違いもさながら、あまりに対人に対して、敏感に反応する子が多くて引いていたのを思い出します。
理屈は、一貫して、こう。
自分の価値観と違うからディスる。
もしくは、自分の思い通りにならないからディスる。
どちらも私はすごく冷静に、なんてワガママなんだと思っていましたが。
自分でいうのもなんですが、昔から見た目より精神年齢は高い方だったので、友達に振舞う顔の他に、ものすごく老婆な自分がいて、
全くそのレベルの会話や感情に合わなかったのも思い出します。
元々、異性との付き合い方と同性との付き合い方にも大きな差がない私は、ザ!女子のノリや会話に、なんてつまんないことを言ってるんだと思っていたタイプです。
その頃から面白い人と一緒にいる、好きだから遊ぶというところは変わっていないと思います。
誰にどう見られるかより、自分がどうしたいかということの軸は、もう小学生からありますね。
では、なぜ私がそうなったのかと思い返してみたんですが、やはり母の影響が大きいなと思います。
私の母は、本当に粋で聡明な女性で、オーラも半端なく、どこへ行っても目立つタイプでした。
それでいて、真面目。
超真面目、かなりの優等生タイプ。
小さい頃は、よく、その太い足首、ハイヒールが似合わないわよとか、横顔が綺麗なんだから横顔美人で行きなさいとか、
勉強しなさい、本を読みなさい、年齢を重ねると知性が如実に現れるわよ
安い女にはならないようにしなさい、
あなたが本物ならなんだって似合うわ、など
それはもうあれこれと仕込まれましたw
思春期の時は、本当に母の決めつけたような物言いが嫌で嫌で、
うるさい!ババア!と言ったこともあります。
そしたら、あんたも嫌でもババアになんのよ!と言われ、
今、毎日それを実感しています。
しかし、母と娘、しっかり影響を受けていて、今はお母さんに似てきたわねと言われるようになってきたので、不思議ですね。
本当に不思議。
そして、人付き合いの仕方も、母そっくりだと思っています。
付かず離れず、相手を思いやる。
母はよく自分の経験を私に話してくれました。
友達だと思っていても、あなたを裏切る人はこれからもたくさんいるし、だけど、あなたが裏切らなきゃいいのよ。
あなたが人を傷つけなきゃいいの。
その他にも、男の人はね、乗り物が大好きなの。
だから、良い女にも乗りたいのよ。
理性じゃないの、下半身にもう一つの人格があるから。
だから、女性が凛としてなくちゃダメなのよ。
そんな風に、小学生から教育されてきましたw
小学生からですよ?w
今でこそ、性教育だとかなんとか流行っていますけど、我が家は母が本当にたくましく、時代の先をいく人だったので、娘はアホですが少なくとも誰か他人を意図的に傷つけたり、裏切ったりするようなことはしないので良い子には育ったかなと思います。
なので、私は人間関係においては期待をしません。
相手に、あれ?と思う一面があっても、だって人間だものと思って、自分もそういうところあるしと思って、受け流すようにしています。
なので、ママ友との付き合い方に悩んでいる方のお話を伺うこともありますし、ご近所ママにものすごい勢いでディスられたことも過去にありますが、私は全く気にしません。
忙しすぎて、そんなこと気にしてられないというのが一番の理由ですが、基本的に、この人、不幸せで暇なんだなと思うようにしています。
実際そうだと思いますしw
誰々があー言った、誰々にこーされたみたいな話ってなんて幼稚なんだと思っています。
噂話も全く興味ありませんし、教育ママのお話も全く興味がありません。
我が家は我が家と思っているのと、偏差値では計れないその人の魅力っていうものがあると思っているからです。
ただ、社会のルールや基準はあるのは事実です。
そこはクリアしていると、ある一定の生活や環境が手に入るであろうことは間違い無いですね。
なので、何か主張する時は、その一定のレベルは保っていた方が説得力があるのも事実だと思います。
ですので、私は、ママ友に限らず、
人様とは、直感力から、一緒にいて気持ちの良い人、自分が無理して話を合わせなくて良い人、がははと笑い合える人、どーでもいいことだけど話せる人、お互いを尊重し合える人などと仲良くさせていただくことが多いです。
ちなみに、話の中心が子供や家族のことばかりの人とはあまり話が合わないかもしれません。
あと、マイナス思考な人も苦手です。
参考になるか、分かりませんが、
季節の変わり目、物の整理をするついでに、人間関係の断捨離を行うのも自分が一つ成長するのに必要なことかもしれません。
何かを手放すと、必ず新しい何かを手に入れることが出来ます。
年齢に関係なく、生き生きと過ごせるママさんが増えることを願っています。