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【シニア生活】楽しく生きるための筋トレの効果
人生100年時代、シニア世代の人にとって、筋力トレーニング(筋トレ)は、身体の機能維持・向上、健康な体作り、ストレスの軽減、アンチエイジングなどに効果的です。
また、これからシニア世代に向かう中高年の人たちが健康寿命を伸ばすためにも、筋力トレーニングは重要です。
こんにちは、Bosch(ボッシュ)です。
私は、東証プライム市場上場のIT企業を退職し、現在は再雇用で就業継続中の一般男性です。
この記事では、これからの人生を楽しく生きるための筋肉トレーニングの効果について共有します。
筋肉や運動機能の維持向上
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人間は加齢に伴い筋肉量や運用機能が低下することが知られています。
加齢による筋力低下は、高齢者の認知症や要介護となる原因の一つとされています。
運用機能の低下は転倒などのリスクを増加させ、将来の健康を損なう可能性を増加させます。
筋肉トレーニングを行うことで筋肉量の低下防止、維持、増加の効果が得られます。
また、姿勢保持能力や身体のバランス維持の向上が期待できます。
骨を強くして骨折を予防
人間は加齢に伴い骨量も低下し、骨折のリスクが高まります。
筋力トレーニングは、骨密度を向上させ、骨粗鬆症の予防効果があるというアメリカの大学の研究結果があります。
筋力トレーニングをすることにあわせてウォーキングを行うことで、骨折を予防する効果がより高まります。
アンチエイジング
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筋力トレーニングを行うと成長ホルモンなどの分泌が活性化されます。
成長ホルモンにはタンパク質を合成して筋肉をつけたり、脂質の代謝を促して体脂肪の蓄積を抑えたり、体脂肪を燃焼させる働きがあります。
また、テストステロンという男性ホルモンの分泌も活性化されます。
テストステロンは男性的な体を作るためのホルモンで、筋肉がついて、体型が変化することで自信が付き、意欲が向上し、行動が積極的なっていきます。
認知機能の維持向上
筋力トレーニングは、脳のアンチエイジングにも効果があります。
筋肉を動かすと、脳と筋肉が相互に神経を通して刺激が送られます。
また、体の血流が促進させることで、脳への血流も増え、脳の活性化につながります。
筋力トレーニングをすることで記憶力が向上したり、注意力に良い影響があり、認知症予防に有効であるという報告があります。
ストレス軽減
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筋力トレーニングにより、セロトニンという幸せホルモンの分泌も増やします。
セロトニンは精神の安定をはかり、気分を高揚させる働きがあります。
セロトニンの増加はストレスへの耐性を高め、メンタルの維持に効果があります。
また、前述の成長ホルモンやテストステロンの分泌が少なくなると、やる気が低下したりイライラしやすくなるなど、メンタル面にも影響を及ぼす場合があります。
まとめ
このように筋力トレーニングは、身体の見かけや機能の変化だけでなく、脳の機能や心理的健康にもさまざまな良い効果をもたらしてくれます。
あなたも筋力トレーニングを継続し、健康な体と健康な精神で楽しい生活を送りましょう。
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以上、Boschでした。