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保存食全国知恵食材の図・シェア#2 関東編

昨日の「東北編」に引き続き、本日は関東編をお届けします。

太平洋側を中心に、漁業がとても盛んです。九十九里浜などでは、黒潮が流れる影響で日本一のイワシの漁場としても有名です。そこで、収穫した大量の魚介類をが余ってしまった場合に保存食をすることで活用しています。代表的なものでは、いわしの卵の花漬けや、秋刀魚と大根を漬けたござい漬け、小魚の甘露煮などがあります。

お勧め保存食:
いわしの卵の花漬け・ござい漬け・宮崎菜の漬物・小魚の甘露煮・塩辛こうこう・落花生味噌・イワシのごま漬・えびし

(食の知恵−先人からの贈り物−日本の保存食文化図鑑より引用)

えびしとは:
戦国の保存食として古くから作られたもので、終戦頃までは結婚式の膳部を飾ったものです。正式には、抽餅子(ゆべし)と呼ばれるものであるが、これがなまってえびしとなったと言われています。(中略)水を使わないので保存食としても良いし酒の肴にも大変喜ばれています。(秩父観光協会より引用

防災食料の中身に、郷土料理の中から1品加えることで、防災食料をより身近に感じていただけるのではないでしょうか。
私たち、防災の日行動委員会で呼びかけているテーマ<ボトムアップ型のDIYであつらえる>では、それぞれの生活に合った防災食料を備えていくことを目指しています。

9月1日 防災の日 〜食べて、入れ替え、防災食料〜
ボトムアップ型のDIYであつらえる
防災はじめの一歩2016年9月1日(木)

暦くん.COMより