古草紙昭和百怪 令和元年葉月「幽霊は赤い鼻緒の下駄をはいていた」(「週刊平凡」昭和41年)/ 長月「田舎の怪談 都会の怪談」(「話のタネ本」 昭和40年)
幽霊、超常現象、空飛ぶ円盤、怪異談等を巡る、昭和の週刊誌記事を紹介。web log「UNDER ARIES 好古家の繙書控」に認めし「古草紙昭和百怪」を二回分づつ纏めて。参考画像は雑誌記事の冒頭のみ掲載。集書や資料探求の一助になれば幸甚。正仮名遣。なほ、最新回は http://film-history.cocolog-nifty.com/blog/
古寺のおどろおどろを踏み拉き未知ある世とぞ鬼魅に知らせむ
「新恐怖シリーズ 第1話 幽霊は赤い鼻緒の下駄をはいていた」(「週刊平凡」昭和41年)
改元よりこの方、顧みると既に、昭和四十年代前半の刊本まで「著作権保護期間」が終了。丁度頃合ひ、お化けを扱ふ雑誌切抜を大量に落掌したのも手伝ひ、新たに「古草紙昭和百怪(ふるさうしせうわのひゃっくゎい)」と題し、主に週刊誌掲載の記事紹介を試みたく。但し、執筆者や画家の「保護期間」が存続する場合も多いので御留意を。
以下約2000字 四百字詰約6枚 図版2点
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