2024年11月の1ヶ月間、全国100店のイタリアンレストランで同時開催される「ITALIAN WEEK 100」(IW100) 開催2回目となる今年の全店舗共通テーマは「発酵の可能性」 リストランテ ボルゴ・コニシの「奈良の発酵の可能性」二品目は、イタリア料理に欠かせないパスタ料理です。 その昔、大切な客人を迎える際、その準備のため馬を走らせて方々へ出向き物品を調達していたことを語源とする「馳走」 敢えて自分で発酵を手掛けず、料理人の立ち位置に戻りプロフェッショナルの発
2024年11月の1ヶ月間、全国100店のイタリアンレストランで同時開催される「ITALIAN WEEK 100」(IW100) 開催2回目となる今年の全店舗共通テーマは「発酵の可能性」 テーマに基づいた100人のシェフによる100通りのお料理が全国津々浦々で楽しめる夢の1ヶ月、お近くのレストランからご旅行先まで、シェフそれぞれの個性溢れる「日本のイタリア料理界の今」を体験してみてください! リストランテ ボルゴ・コニシは3品の「奈良の発酵の可能性」を発表いたします。
11月に行われる「ITALIAN WEEK 100」2024年の共通テーマ「発酵の可能性」現代の発酵を見渡してみると、酵母菌による人体に有益な変化を伴う本来の「発酵」と、酵素による「酵素分解」の両方に広義に使われている。 IW100の参加においては、元来の「発酵」を掘り下げることにした。 “発酵“はまだしも”可能性“が悩ましい。 それにしても、発酵と向き合えば向き合うほどよくできたテーマだと感心せざるを得ない。 ある方から「奈良にぴったりのテーマですね」と言われた。やはり
先日訪れた奈良市月ヶ瀬「烏梅づくりの里 梅古庵」の烏梅最後の継承者 10代目 中西謙介さんは、神社を建ててしまうほど大変ユニークな方です。 中西さんは、烏梅だけではなく梅の生産者として様々な梅食品を製造販売されています。 「栽培家だからこそできる樹上完熟梅を使った梅食品」はゆっくり熟した梅の自然でしっかりとした甘酸っぱさが魅力です。 今回は月ヶ瀬と、中西さんの梅畑見学と梅食品についてご紹介いたします。 月ヶ瀬梅林について 月ヶ瀬村は2005年奈良市と合併されました。
イタリア料理が烏梅と出会った 前回ご紹介した「奈良の香りと共に味わうタリアータ」に添える奈良のフレーバーの一つとして、当店では欠かせない存在となった「烏梅(うばい)」 烏梅は煤をまぶし燻製にした干し梅です。漢方として煎じて飲む他、紅染めの色素定着剤として使われています。 その烏梅を炭火焼きの肉に少量削りかけることにより「奈良のタリアータ」が完成します。 炭火の香りと発酵や熟成のフレーバーを繋ぐ烏梅のしっかりとした燻製香、真っ黒な外観を裏切る梅の鮮烈で爽やかな酸味は、ご
2024年11月の1ヶ月間、全国100店のイタリアンレストランで同時開催される「ITALIAN WEEK 100」(IW100) 開催2回目となる今年の全店舗共通テーマは「発酵の可能性」 リストランテ ボルゴ・コニシの「奈良の発酵の可能性」三品目はメイン料理です。 発酵について調べるうち一冊の本と巡り会いました。 「古代の食を再現する―みえてきた食事と生活習慣病」三舟 隆之、馬場 基 編集(吉川弘文館) その本に書かれていた木簡のこと、更に平城宮跡出土木簡に書かれていた
2023年から始まり今年も開催されることになりました「ITALIAN WEEK 100」 当イベントは日本におけるイタリア料理の価値向上を目的としています。 第2回目となる2024年は11月1日(金)~30日(土)の1か月間開催されます。 日本全国北海道から沖縄まで、個性豊かなイタリア料理店100店舗で一斉に開催される大型レストランイベント「ITALIAN WEEK 100」 期間中、参加100店舗にて一つのテーマに基づき限定メニューが提供されます。 2024年度のテーマ
奈良市小西町にあるイタリアンレストラン『RISTONRATE Borgo KONISHIリストランテ ボルゴ・コニシ』です。 私たちの活動やお店の情報発信を通して、食事の大切さやイタリア料理に向き合うことで気付く楽しい発見など伝われば幸いです。 ◆ お店からのメッセージ 奈良には2000年前から変わらない自然のままの風景があります 奈良を訪れてみてください ゆっくりと流れる時に身をゆだねると 風、水、鳥の声、草木の音、遠くで鳴る鐘の音 忘れかけていた感覚が呼び覚まされ
「大和の朝は茶粥ではじまる」と言われるように奈良の伝統的な朝食、茶粥。しかし実際に茶粥で育ったという方には、ほとんどお目にかかれない。ご近所の80代の方々も経験がないという。我が家の朝食に茶粥が登場したのも2020年からだ。 昨年誕生した、リゾットと茶粥を融合させた当店のシグニチャーメニューの一つ、”Chagayu”シリーズ。老若男女、海外からのお客様まで大変好評いただいている。コースで提供するようになってから、幼少のころ茶粥を食べたという方にお目にかかれるようになり体験談