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チェルシー、前進を許さないヴィラ封じで3-0快勝【マッチレビュー】チェルシーvsアストン・ヴィラ【PL24-25 第13節】

  • プレミアリーグ 2024-25 第13節

  • 日時:2024年12月1日(日) ※日本時間

  • 会場:スタンフォード・ブリッジ

  • 試合結果
    チェルシー3-0アストン・ヴィラ (HT2-0) (終了3-0)
    チェルシー:ニコラス・ジャクソン 7'、エンソ・フェルナンデス 36'
    コールパルマー 83'
    アストン・ヴィラ:


試合の展開:前半

  • 【CHE チェルシー】カイセドをSBで起用する新しい形。ラヴィア、エンソをダブルボランチで起用。保持時はカイセドが上がっていき3-2-5を形成。また、カイセドがエンソの位置まで上がり、エンソが押し出される形で上がっていく3-2-5のパターンも。

右SBカイセドが中へ上がっていく
カイセドがダブルボランチの位置に上がり、エンソが上がる形も


  • 【AVL アストン・ヴィラ】保持時は2-4-4、非保持は4-4-2で構えていく。

  • 【CHE 先制 1-0】7分、早速チェルシーが先制。ククレジャの左サイドラインからのカットバックがボックス内のジャクソンに届き、左ポストに当たってフィニッシュ。

  • 【CHE】23分、エミリアーノ・マルティネスが味方からのバックパスを手で拾ってしまいゴール間近での間接FKを献上。パーマーがシュートを放つがブロックされる。

  • 【CHE 追加点 2-0】36分、エンソ・フェルナンデスはパルマーからの短いパスを素早く受け、ワンタッチでボールをハーフボレーし、マルティネスの横をすり抜けて見事なフィニッシュ。

  • 【AVL】チェルシーが前からはめに行く形+システマチックなマンツーマンで、ボールを持っても前進できない状況が続く。それならばと、GKマルティネスから、中盤を省略し前へ飛ばしていくロングフィードも駆使していく。前半ATも、ミドルゾーンでボールを回しながら前進を試みるが、前からはめられGKまでボールを戻す状況で、前半をかけて攻略はできず。

試合の展開:後半

  • 【AVL】GKエミリアーノ・マルティネスは負傷交代、後半からオルセンが出場。引き続き、チェルシーが前からつかまえにいく形で、ヴィラとしては窮屈な形が続く。ロングフィードを前でワトキンスがおさめるほうが可能性を感じる状況。

  • 【CHE 追加点 3-0】83分、マドゥエケからのパスを受けたパーマーは、ベイリーを巧みにかわしてボックス外からゴール左上隅を仕留める見事なゴール。

後半はお互いにシュート数も少なく若干膠着状態が続きましたが、その中で突然のパーマーのゴラッソ。前触れもなく、決めて当然のかのごとくすごいゴールを決めてきますね。結果としては、チェルシーが3-0快勝。終始ヴィラに前進を許さない、前からのプレスがハマっていました。その他、右SBにカイセドを起用する試みなど新しいアプローチも見られました。
評価スコア的にはパーマーが抜きん出ていますが、個人的にはククレジャ、カイセドらの推したいところ。なにより、それぞれ持ち場で活躍し、いいチーム状態で、マレスカ監督の運用も優れたものを感じます。

スタッツ

選手評価

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