【マッチレビュー】コパ・アメリカ2024 グループステージ 第3節 ブラジルvsコロンビア
コパ・アメリカ2024 グループステージ グループD・第2節
日時: 2024年7月3日 10:00 (日本時間)
会場:リーバイス・スタジアム
試合結果:ブラジル1-1コロンビア (HT 1-1) (終了1-1)
ブラジル:ラフィーニャ 12'
コロンビア:ダニエル・ムニョス 45' + 2'
試合の展開
【ブラジル】4-2-3-1
FIFAランク4位のブラジルと、12位コロンビアのマッチアップ。序盤はブラジルがボールを持つ展開からスタート。【コロンビア】4-3-3
コロンビアは非保持ではコンパクトに4-3でブロックを敷き、中央を固める構え。ブラジルの間からの侵入を阻止する。【前半12分 ブラジル 先制 1-0】ブラジルが右サイド ボックスから少し離れた位置からFKを獲得。ハフィーニャが吸い込まれるような超絶弾で直接叩き込み、ブラジル先制。
【コロンビア】序盤はブラジルが持つ展開だったが、互いにファールも多く徐々にオープンな展開へ、そして前半の中頃から一転してコロンビアがボールを回収し仕掛ける場面が増える。その後は、攻守にわたって組織力、個の献身性も優れたコロンビアが試合を支配。
【コロンビア】前半18分、右サイド、ゴールに近い位置からFK獲得。ハメス・ロドリゲスが見事なクロスを上げ、コロンビアが押し込む。同点に思われたがVAR介入でオフサイド判定。
【前半47分 コロンビア 同点 1-1】左サイドセンターライン周辺から、降りてきたコロンビア選手へパスし中央へ展開。プレッシングに合うも反転し、バイタルエリアへパス。右サイドでダニエル・ムニョスがフリーになり、スルーパスへあわせ同点に追いつく。
【コロンビア】68分 ルイス・ディアスのドリブルでの推進力、ボックス周辺でボールをキープし続け、ハメス・ロドリゲスに託すコンビネーションも。
【コロンビア】この試合、特にハメス・ロドリゲスの存在が光り、MOMを獲得。テクニックや起点としての機能はもちろん、意表をつくFKなど、経験値の高さも示した。1991年生まれ現在32歳で、欧州のクラブから今はブラジルのサンパウロ所属となっているが、まるで全盛期を思わせるような活躍をみせた。
スタッツでみると、ポジェッションは両チームほぼ五分五分となったが、コロンビアのシュート本数13に対し、ブラジルは7本にとどまる。コロンビアのコンパクトな守備ブロックや、セカンドボールの回収に苦しみ、ブラジルはフィニッシュにたどり着くことができず、1-1という結果に終わった。
この試合の結果、コロンビアが首位での決勝トーナメント進出を果たした一方、ブラジルは2位での突破が決まった。
ハイライト
スタッツ
選手評価
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?