【観戦の予習にぜひ!】ボルシア・ドルトムント 来日メンバー ピックアップ紹介+プレー動画
7月24日(水)に、セレッソ大阪vsボルシア・ドルトムントの一戦がヤンマースタジアム長居で予定されています。7年ぶり4回目の来日で、香川真司が所属するセレッソ大阪との"古巣対決"が注目されます。
今回の来日メンバーは、EUROに出場していたヒュルクルク、ザビッツァー、エムレ・ジャン、シュロッターベックなどの一部の主要メンバーは来日しませんが、ユリアン・ブラントをはじめとした主要メンバーや期待の若手なども入ったメンバーとなっています。その中でも特筆すべき選手を、プレー動画も引用しながらピックアップして紹介していこうと思います!観戦するけどどんな選手が出るかチェックしておきたいという方にぜひおすすめです。
※なお、来日の前に、7月21日(日) タイで行なわれたフレンドリーマッチでは、野津田岳人らが所属し、手倉森誠監督が率いるパトゥム・ユナイテッドと対戦し、0-4で敗戦しています。ヌリ・シャヒン新監督のもとでのこの大敗なだけに心配ではありますが、ぜひ来日の際にはコンディションを上げて本領発揮してほしいところですね。。。
FW ユスファ・ムココ:ドルトムントの若きスター
2004年11月20日 (年齢 19歳)、国籍:ドイツ、カメルーン
ユスファ・ムココは、現在19歳の若手フォワードで、今夏放出の噂もありますが、一方で、ドルトムントの将来を担う選手として残留を願う声も多い選手です。カメルーン出身で、ドイツに移住後、若干16歳でドルトムントのトップチームデビューを果たし、さらには、16歳18日でCL史上最年少デビューを果たしその才能が一気に注目を集めました。
2023-24シーズンでは、ムココはリーグ戦で20試合(うち4試合先発)に出場し、5ゴールを記録。
ムココの特徴は、その年齢を感じさせない成熟したプレーと高い得点能力です。スピードとドリブルの技術に優れ、狭いスペースでも冷静にゴールを狙うことができます。さらに、彼のフィジカルも強力で、ディフェンダーとの競り合いでも引けを取りません。ムココの才能は既に多くのビッグクラブから注目されており、彼の成長はドルトムントの未来に大きな期待を持たせます。
FW カリム・アデイェミ:スピードとテクニックの若手スター
2002年1月18日 (年齢 22歳)、国籍:ドイツ、ナイジェリア、ルーマニア
カリム・アデイェミは、ドルトムントの攻撃陣で重要な役割を果たす若手ウィンガーです。ドイツ出身で、ナイジェリアとルーマニアのルーツを持ち、ドイツ代表としての出場経験もあります。ドルトムントに移籍する前は、ザルツブルクでの活躍で注目を集めました。
アデイェミの最大の特徴は、その圧倒的なスピードと優れたドリブル技術です。ブンデスリーガの最高時速記録保持者(36.65km/h、2023年2月)で、サイドでの1対1の場面でディフェンダーを突破し、鋭いクロスやゴール前での決定力を発揮します。彼のプレースタイルは、広いスペースを活かして相手ディフェンスを引き裂くことができるため、ドルトムントの攻撃の幅を広げています。
FW ジェイミー・バイノー=ギッテンス:ドルトムントの未来を担う若手ウィンガー
2004年8月8日 (年齢 19歳)、国籍:イングランド、バルバドス
ジェイミー・バイノー=ギッテンスは、ボルシア・ドルトムントの左ウィンガーとして活躍するイングランド出身の選手です。2004年8月8日生まれの彼は、19歳という若さにもかかわらず、その才能とパフォーマンスで注目を集めています。
バイノー=ギッテンスはロンドンで生まれ、マンチェスター・シティのアカデミーに2018年から2020年まで在籍。2020年にボルシア・ドルトムントに加入しました。
2023-24シーズンにはドルトムントで公式戦25試合(うち14試合先発)に出場し、1ゴール4アシストを記録しました。UEFAチャンピオンズリーグでは、7試合で1ゴールを決めています。
バイノー=ギッテンスの特徴は、その圧倒的なスピードとテクニックにあります。左ウィングを主戦場としながらも、右ウィングやセンターフォワードとしてもプレー可能です。彼のプレースタイルは、相手ディフェンダーをドリブルで翻弄し、チャンスメイクやゴールに直結するプレーを得意としています。
MF ユリアン・ブラント:ドルトムントの創造的中盤
1996年5月2日 (年齢 28歳)、国籍:ドイツ
ユリアン・ブラントは、ドルトムントの攻撃的ミッドフィルダーとして活躍するドルトムントを代表する選手です。その技術と視野はチームの攻撃の中心を担っています。
2023-24シーズンでは、ブラントは32試合(うち26試合先発)に出場し、7ゴール11アシストを記録しました。チャンピオンズリーグでも12試合(うち9試合先発)に出場し、2ゴール2アシストを挙げ、安定したパフォーマンスを披露しています。特に、チャンピオンズリーグでは、準々決勝のアトレティコ・マドリー戦2ndLegで、初戦を1-2で落としている厳しい状況の中、先制点を上げるなど活躍を残しMOMに選ばれたはファンの記憶に残っていることでしょう。
ブラントの特徴は、卓越したボールコントロールと鋭いパス、そしてゴール前での冷静さです。彼は攻撃の起点となり、多くのチャンスを創出します。また、中盤からの鋭いドリブルで相手ディフェンスを切り裂くこともできます。
DF ラミ・ベンセバイニ:ドルトムントの左サイドのスペシャリスト
1995年4月16日 (年齢 29歳)、国籍:アルジェリア
ラミ・ベンセバイニは、ボルシア・ドルトムントの左サイドバックとして知られるアルジェリア代表選手です。アルジェリアのコンスタンティーヌで生まれた彼は、その多才な守備力と攻撃参加の能力で注目されています。
ベンセバイニは、ベルギーのリエルスSKでプロデビューを果たし、その後フランスのモンペリエとレンヌでプレーしました。レンヌでは2018-19シーズンのフランスカップでパリ・サンジェルマンを破り優勝。その後、2019年にボルシア・メンヒェングラードバッハに移籍し、ブンデスリーガでの活躍が評価され、2023-24シーズンにドルトムントに移籍しました。アルジェリア代表としても活躍しており、2019年にはアフリカネイションズカップで優勝し、チームの中心選手としてその実力を示しました。
2023-24シーズンでは、リーグ戦で17試合(うち11試合先発)に出場、チャンピオンズリーグでは、5試合(うち4試合先発)に出場しました。しかし、3月にアルジェリア代表として出場した試合で負傷し、惜しくも以降は治療に専念となりました。
ベンセバイニの特徴は、その高い身長(187cm)と優れたフィジカルを活かした守備力にあります。彼は空中戦に強く、1対1の場面でも安定したディフェンスを見せます。また、攻撃参加も得意で、オーバーラップやアンダーラップを駆使してチャンスを創出します。彼のテクニカルなプレーと冷静な判断力は、ドルトムントの戦術にとって重要な要素となっています。
DF トム・ローテ:ドルトムントの未来を担うSB
2004年10月29日 (年齢 19歳)、国籍:ドイツ
トム・ローテは、ドルトムントの将来を担う有望な若手左サイドバックです。2004年10月29日生まれの彼は、ドイツ北部のレンツブルク出身で、現在19歳です。
ドルトムントでは2022年4月16日にヴォルフスブルク戦でプロデビューし、デビュー戦でゴールを決めるという華々しいスタートを切りました。2023-24シーズンにはホルシュタイン・キールへレンタル移籍し、2.ブンデスリーガで33試合に出場し、4ゴールを記録しました。彼のパフォーマンスは非常に高く評価され、守備だけでなく攻撃面でも貢献できる選手として成長を続けています。
トム・ローテの特徴は、その優れたフィジカルと高さ(193cm)を活かした空中戦の強さです。また、左足から繰り出される精度の高いクロスや、積極的なオーバーラップも彼のプレースタイルの一部です。守備においても冷静で、1対1の局面での対応力に優れています。彼のプレーは、攻守両面でチームに大きな貢献をもたらします。